あらすじ
これで「眠り」の悩みから解放される!
まず、両手で首の後ろを触ってみてください。
どうなっていますか? もしカチカチに凝り固まっているあなたは、睡眠に何らかの悩みを持っているのではないでしょうか。
じつは、首の凝りこそが「不眠」の最大の原因なのです。精神的ストレス、姿勢の悪さ、不規則な生活・・・現代人にとって宿命とも言えるこれらの環境が首を硬くさせ、不眠につながってしまうのです。
睡眠の質が悪くなることによって、仕事のパフォーマンスを下げるだけでなく、極端な話、がんやうつ病、糖尿病などの生活習慣病など健康に重大な悪影響を与えることも報告されています。
ではどうすればいいのでしょうか?
これからは必要以上に睡眠不足を悩む必要はありません。なぜなら、「首を緩める」というごく直接的でかつシンプルな方法によって、睡眠の悩みから解放されるからです。
睡眠の質を高め、ひいては乱れた自律神経のバランスを整えることは可能です。本書はありとあらゆる「首を緩める」メソッドを紹介し、現代人の悩みである「睡眠」の謎を解明します。
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Posted by ブクログ
ストレッチとかは動画見た方がいいな
首には迷走神経がある。
迷走神経とは、大部分が副交感神経の繊維で脳から腸にまで届いている唯一の神経。首が凝り、血流が悪くなると副交感神経の働きもダウンする。
首の付け根には星状神経節という交感神経が集まる場所もある。首の付け根が硬くなると、交感神経の働きが乱れ、自律神経はますます乱れる。
寝すぎると、脳の血管が拡張しすぎて、血管の周りにある三叉神経を刺激してしまい頭痛がする。また、長時間体を動かさないでいたことにより筋肉が角に緩み、血管が過剰に拡張して血流が悪くなり、酸素や栄養素の供給が滞ってしまうため体がだるくなる。
腸は脳からの指令がなくても独立して活動ができる。第二の脳と呼ばれている。そして、脳腸相関といい、お互いに影響し合う。
起床後、太陽の光を浴びると体内時計のリズムがリセットされ、15-16時間後に眠気が出現する
視床下部にある視交叉城郭が整体の体内時計のマスタークロックとして一日一回光によってリセットされる。
人間の体はほぼ24時間周期で新陳代謝やホルモン分泌が行われている(サーカディアンリズム)ただしこれは24時間よりも少し長いため、朝太陽でリセットすることが必要。
ため息は幸せを逃すものではなく、ストレスなどによって浅く早くなっていた呼吸を整え、乱れた自律神経を瞬時にリカバーするもの
寝具の色は水色がおすすめ。
白という色は緊張感を高め、副交感神経の働きを下げる可能性がある。赤やピンクも交感神経の働きを高めてしまう。