【感想・ネタバレ】戦場のガールズライフ(小学館文庫)のレビュー

あらすじ

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「主人公はあたしじゃない」東京で平穏な日々を送る珠子のもとに、ある日、招かざる客が次々と訪れる。それは地元・名古屋から勝手に上京してきた高校時代の奇天烈な同級生、希奈子、美深、由美の3人だった。いやがる珠子をよそに図々しく居座る3人。なんとしてでも出て行ってもらおうとする珠子だったが、結局は、モデル崩れの希奈子、幸薄いホステスの美深、ゴシック&ロリータ大好き美少女の由美たちに振り回され、おかしくてさわがしい共同生活に巻き込まれてしまう…。夜な夜な繰り広げられる、超高速型ガールズトーク小説。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ガチャガチャした印象の文章なのだが、真理を突いている、というか。
”安定”に収まりたくない、信じる道を、信じる形で生きていきたい!という願望が、怒気迫る勢いで追っかけてくる。
スピード感もあり、なかなか面白かった。

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2012年10月18日

Posted by ブクログ

東京でバイトをしながら、地味に暮らしている二十歳の珠子。
そこへ故郷名古屋から、高校時代の濃すぎる友人が次々と転がり込んで、共同生活をする羽目に。
スーパーバカポジティブの、二流地方モデルの希奈子。
一見地味なのに、フェロモン全開の美深。
アングラビジュアル系バンドの追っかけをするゴスロリ毒舌美少女の由美。
この三人が恐ろしいテンポで動き回り、しゃべりまくる小説。
でも、絵が浮かぶ。
映像作品になったら面白いかも。
こんな三人に振り回され、自分の個性のなさに落胆していた珠子も、最後には自分の行く道をつかみ始め、物語としての結構も整っている。

アラサーやら、アラフォーの女性のじたばたを扱った小説はそこそこ多い気がするが、アラハタは初めて。
思春期のイタさをまだ引きずっている年頃なんだなあ、と改めて思い出す。

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2018年10月06日

Posted by ブクログ

漫画読んだりドラマ見てるみたいな小説。娯楽としての、っていう言葉がぴったり。高校時代に「友達」だった趣味も性格もバラバラな個性の強すぎる女4人がひょんなことから共同生活を始める…というお話です。希奈子が出てくるとどうもムカついてしまって読むのを断念しようかと何度も思いましたが、4人の行く末が気になり最後まで読んでしまいました。映像化もされてるみたいなので観てみようと思います。

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2009年10月07日

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