あらすじ
『日経ビジネス アソシエ』創刊編集長、作家の渋谷和宏氏が、30年にわたるキャリアの中で構築したノウハウを全公開!「文章は書かないと上手くならない」……新人記者時代、そんな既存の文章術に疑問をもったのが、本書誕生のきっかけでした。著者がたどり着いた結論はずばり「文章は読むだけで上手くなる」。身の回りの文章を読むときに、「順番」と「型」に注意するだけで、伝わる文章がどんどん身についてくるのを感じられるでしょう。多くの人にとって、この本1冊で文章偏差値が10も20も上がることが期待できます。自分の文章力を上げたい方はもちろん、部下の文章力を上げたい上司の方にもお勧めです。
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Posted by ブクログ
読むだけで文章が上手くなるのは、上手な文章のセオリーの知識を適用しながら、文章の構成を読み解いたり、添削を考えたりの取り組みあってこそ。
そのセオリーとして、リーダー文を小段落の先頭に置き、フォロワー文を続けること、リーダー文だけでスケルトンの構成をなすこと。スケルトンの構成としての△型と▽型。
また、書くための4つのステップ(もっとも伝えたいメッセージの言葉化、伝えたい理由の言葉化、スケルトン、導入部)。文章は読者へのプレゼントであるという意識と絞り込み(なぜ今か、なぜ私か)。
"こと"、"なか"を避ける、紋切り型の比喩を避けるなど、アドバイスも参考になった。
15-27
Posted by ブクログ
「人の心を揺さぶり、記憶に刻まれる文章」と言うのは、リード文が要である。その要は文頭に位置し、明瞭簡潔は必須だが、一読だけで読者を引き込む好奇心あふれる文体であるべきだ、と言う。それには突発な例えや捻った問いかけ文章・言葉に書き換える事だという。具体的には最も言いたい内容で且つインパクトのあるリード文+言わんとする内容+なぜそうなったかの原因+その理由(材料・データ)+結びの順となる。やってはいけない4箇条とは、「事」「なか」れを無くし、慣用句、紋切表現に注意し、できる限り体言止めをなくす事を心がける、とある。
著者の経験からどんな文章でも「読者の評価は自己評価の3割引になる」と言う。現代、『心を指す』文章を書く事は非常に難しい、それは文は短く、的確で明瞭であることが要求されるからである。その為には読書に励み語彙の豊富さとその知識・知恵が必須となる、という事になる。