【感想・ネタバレ】Effective Rubyのレビュー

あらすじ

C++やJavaで開発している一線級のプログラマたちが座右の一冊としている「Effective」シリーズ。そのシリーズの最新刊となる本書は言語にRubyをとりあげ、小手先の対処法ではない骨太のRubyプログラミング技法を解説します。
ごくカンタンに実装できるがゆえに、無駄なオブジェクトを配置して見通しの悪いプログラムになっていたり、アクセスしにくいコレクションを作っていたり、機能的ではない例外処理を施していたり、知らず知らずのうちに実行速度を犠牲にしていたりなどなど、自己流では解決しない問題に正しい道筋を示してくれます。

とくに、誰か他のプログラマーに利用されるコードを、どう書くことで堅牢さや使い易さを確保するかという観点が多いことが、本書の特徴といえるでしょう。

Rubyの良さを殺しているプログラミングを撲滅し、より美しくRubyを輝かせるためのノウハウを、各種サンプルを交えてわかりやすく提示する、中級~上級者向けの一冊です。
※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。
※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。
※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。
※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

中 〜 上級者向けの技術本

以下が参考になった。

・superの意外な罠ポイント
・例外処理の考え方
・define_methodであらゆる既存メソッドをラップする具体的な処理方法

内容はパーフェクトRubyとかぶっている部分が多々、あるもののこれはこれで、読む価値はあると思う。
(ちょっと読みにくいところも多々あった。)

パーフェクトRuby読んでから、これを読むといいと思う。

0
2015年03月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

サブタイトルにある「あなたのRubyをより輝かせる48の特別な方法」のとおり、48個のTipsが詳細な解説と考えとともに記されている。数から見るともっとたくさんのTipsが欲しいところではあるが、解説や考えがしっかりと書かれているので、本書を読むのはそこだろう。

対象読者は、Rubyの文法や実行の方法をある程度把握していて、Ruby(含むRails)のプログラムを書いたことがある人のように思う。それまで書いたRubyプログラムの量にしたがって、それぞれ納得する部分が異なるだろう。その面では、繰り返し読むといいかもしれない。

それぞれの項目(Tips)が有用であるかは人それぞれであるが、個人的には、

・項目10 構造化データの表現にはHashではなくStructを遣おう
・項目44から48からなる第8章 メモリ管理とパフォーマンス

が勉強になった。特に第8章は書籍として記されることがあまり無いように思える。

若干解説が分かりにくいところがあるのと、値段が思いの外高いのが気になったので星は3つ。

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2015年09月06日

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