あらすじ
うつ病患者と向き合って35年、高い治癒率を獲得した著者が見出した「うつ」の原因と治療法について、やさしく解説。
脳の栄養不足を補う治療法や、「生き方のクセ」から「生き方のコツ」を学びとらせる方法など、これまでの「精神医学の常識」を覆す画期的方法を伝授する。
うつ病患者だけでなく、こころの健康維持にも役立つ一冊。
感情タグBEST3
うつの回復への道のり
ストレス消耗性うつ、には多くの日本人が繋がりがあると思います。会社も組織も、学校もチームプレーを大なり小なり求められますから、自分を少しずつ合わせていくという作業過程動作が必要なのは徐々に痛感してきます。
チームプレー自体もオリンピックなり、世界規模なり、地域レベルとしてもとても簡単だけにはあまり思いませんね。著者のおすすめになる集団にたくさんの人を感じます。何か安心感はありますね。与えられた課題やメニューは少し大変だけど、この安心感でだいぶん走れると思いました。また老若男女、体力ある無しに関わらずに、障害のある無しに関わらずに取り組めるメニューを考案してご教授していただければと思います。まだまだ勉強中ですけど、今回大変お世話になりました。
Posted by ブクログ
スコアリングが便利な指標。
平日は仕事フルタイム60点+プライベート40点で100点満点のスコア
ちなみにプライベートタイムに動けない状態は0点だ!特に女性に多いのでは…
休日は丸一日活動で100点満点
限られた時間活動で40点
1日ソファorベッドで0点
1週間のフルスコアは700点
ダウンする2、3ヶ月前って、仕事残業でプライベート0点、1週間のスコア300点になってた、、
仕事ってついつい「ハマって」しまうけど、ハマると長期的なスコアとしては落ちるんよな。
やらなきゃいけないときってエネルギーの見積り間違うとの鋭いご指摘(^_^;)
プライベートには食生活、入浴、ジムなども含まれるので、この時間を削りすぎると健康を損なう。
また、好きなことをするときには心のエネルギーは増えるのだ!
ということで、仕事への「ハマり」を制御して週間スコアを維持するのが、目下のテーマになりそうだ。
食事についても詳しく書かれている。
産婦人科の血液検査で貯蔵鉄が三分の一と言われたし、血の気のあるもの食べるぞ〜
Posted by ブクログ
数値を用いた専門的な内容が論理的に記された1冊。想像よりも噛み砕いて一つ一つを理解するのが大変だった。
文字で読むには少し難しく、論文を読んでいるような感覚、、、
しかしながら著者が診察してきた具体的な症例は、読み手の納得感を増す内容であった。論理づけてうつ消し方法を知りたい人におすすめ。