【感想・ネタバレ】エゴの力のレビュー

あらすじ

恋愛、結婚、進学、就職、転職、起業……人は人生の岐路で悩んだ時、第三者の助言やマニュアルに頼ろうとするが、結局何を選択するかを決めるのは自分自身。その人の「エゴ」である。つまり、失敗しない人生を送るには強靭なエゴを育てるしかない。古今東西の文献、偉人の足跡からエゴが歴史を動かした決定的瞬間を考察。人生の定理とともにエゴという力の蓄え方がよくわかる画期的自己啓発エッセイ。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

人間の価値と言うのは、それぞれの人間が誰とも違うと言うことです
己の表示であるエゴを躊躇せずに率直に示すことでこそ、それぞれの人生を拓けてくる
松下幸之助:経営成功するための原則は経営の哲学、経営理念や志だ
山縣有朋と西郷隆盛の相違は、欧米の視察で培った見識の相違
死は人間にとって最後の未来である
色即是空の色とは物事と言う意味で、色即是空の空とは変化と言うことです。存在と言うものは時間の経過によってかなり変わっていく

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2022年03月01日

Posted by ブクログ

 本書における「エゴ」というのは「自我」とか「個性」に置き換えて良いもので、強い自我が自分の人生を切り開くのだ、ということが過去の文学作品やいろいろのエピソードを交えて紹介されている。

 著者がとても自我の強い人なので毀誉褒貶あると思うけれども、本分から外れた読み方をすると2章の「恋愛、夢」あたりは石原の恋愛小説論だと思って読むとなかなかおもしろい。恋愛ほど己のエゴが発揮される場所はなく、エゴの発露の描写として恋愛小説がある、というのは個人的には斬新な試みだと思う。
 なにしろ他の章に比べるとここの部分だけいやに筆がノリにノッていて、ああ、やはり文学の人なのだなぁ、という感慨があった。

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2016年08月04日

Posted by ブクログ

人間と、他者との違いを司る個性をエゴとして捉え人生における支えとなるその力を育む重要性、人生の定理を著者の回想録をもとにまとめられた一冊。エゴないしはエゴイストと聞くとマイナスなイメージが植え付けられるこの国や組織において、人間の個性(エゴ)の閃きによる創意の価値を尊重しようとする強いメッセージが伝わってくる。

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2015年03月21日

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