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Posted by ブクログ
本書における「エゴ」というのは「自我」とか「個性」に置き換えて良いもので、強い自我が自分の人生を切り開くのだ、ということが過去の文学作品やいろいろのエピソードを交えて紹介されている。
著者がとても自我の強い人なので毀誉褒貶あると思うけれども、本分から外れた読み方をすると2章の「恋愛、夢」あたりは石原の恋愛小説論だと思って読むとなかなかおもしろい。恋愛ほど己のエゴが発揮される場所はなく、エゴの発露の描写として恋愛小説がある、というのは個人的には斬新な試みだと思う。
なにしろ他の章に比べるとここの部分だけいやに筆がノリにノッていて、ああ、やはり文学の人なのだなぁ、という感慨があった。
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