あらすじ
スーツ姿から「会社員」と呼ばれた稀代の大泥棒は、運命の女性と出会い泥棒から足を洗うことに。二人が見つけた新居は、過去に盗みに入ったことのある中古の一軒家だった――(「家を盗んだ男」)。ユーズド人工心臓を移植してから、食べ物の好みや行動が変わってしまった男。心配する恋人の説得で、その心臓の前のオーナーをたどってみると――(「心臓異色」)。異色作家が描く、どこか懐かしくてすこし不思議な短編集。
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Posted by ブクログ
シニカルでSFチックな短編集。
星新一さんを彷彿とさせるものが多く、他の方の感想にも同じようにあって、おお!と思いました。
わたしはとても好きな話ばかりです。特にはじめの話と最後の話に関連があって、オタクの好きなやつ!!と興奮しました。
Posted by ブクログ
短編。
大泥棒の通称「会社員」は、愛する人と出会って空き巣から足を洗おうとするものの、過去は拭えない苦悩。
車販売の営業の男が見た過去と未来の出来事。
高機能の機械に支配される日常で、ふと昔のロボットとの出会いときっかけ。
人工臓器を移植して人格が変わってしまった男の真相。
貧しい国で開催されることになった競技で成功した国民たちの力。
昔の人を未来に再現してしまった男の恋心と彼も知らない本当の正体。
進化しすぎた未来を救うのは過去の人間だとタイムマシンを使って救世主を探す一悶着。
SFか。
だけども超絶退屈だったのは、なぜだろう。
あまりに過去と未来を主張しすぎだからかな。
そう考えると星新一ってすげえってなった。
人口異色の警察犬の心臓だったっていうのは、ちょっとよかった)^o^(