【感想・ネタバレ】エスケヱプ・スピヰド 弐のレビュー

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第2巻を読破。

前作ラストで八州を見て回ると旅に出た叶葉と九曜。

やってきたのは復興が進む帝都《東京》。

冷凍睡眠から目覚めてからずっと少数で生活をしていた叶葉は人混みに酔ってしまって。

九曜は相変わらずでしたけれどww

そうだった。

叶葉たち《尽天》の人たちは20年前――終戦前に冷凍睡眠に入った人たちだったな。

目覚めた後も廃墟という、閉鎖された場所で生活していたからな。

通貨が新しくなっていることを知らなかった模様。

しかし、おバカキャラっぽい叶葉の方がすぐに気づいたのは意外。

さりげなく聡い子ですよね、叶葉ってば。



さて、そんな二人の前に現れたのは傲岸不遜な少女・鴇子と、彼女に付き従う機械兵・菊丸。

そして事態は思わぬ方向に動いて、と。

この巻で九曜は懐かしい面々と再会します。

まさか生き残りがいるとは思わなかったなあ。

そうなると他のメンバーも出てきそうな感じが……しないかな?

前回だけの登場メンバーだと思っていたワニ、もとい可児さんが再登場。

暗躍している組織も出てきたことだし、これはシリーズ化決定でいいのかな?

そうなると《蜂》復活もありえるかな?

ラスト方面の九曜と菊丸、謎の組織からの刺客の戦闘は手に汗握りました。

《蜂》がなくても甲虫という鬼虫の量産型を倒せるとか……すごいな。

叶葉も九曜も、そして菊丸もかっこよかったですー(*´▽`)

さりげない伏線とかもあったりして、いちいち「おおっ」ってなりました。

後天的に出来た傷だからなかったんだろうなあ、と。

それにしても今回は本文でもさし絵でも(*´Д`)ハアハアとなってしまいました。

ひ ざ ま く ら 。

私も巴さんと一緒になって陰からこっそり見守ってやりたい。

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2012年07月23日

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戦後! 廃墟! メカ! バトル! 好き! 九曜&叶葉コンビも良いけど菊丸と鴇子も泣けるし、何より剣菱と巴が格好良い! 素敵! 多分これはアニメ化すると思います!

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2012年07月08日

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前回からどうつなげるのか期待していましたが、いやはや良い2巻でした。

カラー口絵に出ているのでネタバレでもないと思うけど、やっぱり生きていた二番式、三番式が登場。1巻で死ぬシーンが明記されていない鬼虫は再登場の可能性があるのかしらね。

記憶を失った皇女と、護衛の戦闘ロボット菊丸。
九曜と菊丸の敬礼シーンは、何だかジーンとくるものがあって、涙腺ゆるんじまいました。1巻の、九曜が暴走した機械兵にとどめを刺した後に、やっぱり賞賛の言葉と敬礼を返すシーンも大好きだったんですが……いや今回も、この作者は俺本人も自覚していなかった好みというかツボみたいなものを的確に突いてくれましたね。

あと、1巻では叶葉の魅力がちょっと弱いかなと思ってましたが、ここにきて成長した感じ。守られるだけの弱い女の子、でもそれなりに修羅場はくぐってきていて芯の強さはある、みたいな、主人公系(?)のヒロインとしてキャラが立ってきたと思います。

まだまだ続きそうなので、期待です。

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2012年06月26日

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ネタバレ

まさかのシリーズ化!
主役メカ壊れちゃってんじゃん!
ま、でもこれはこれで。
新キャラもよし。
敵は魅力に乏しいが。
"蜂"もそのうち復活するんかなあ?

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2012年06月25日

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ネタバレ

エスケープスピード(めんどくさいのでこの表記でいきますw)の待望の第2巻。
1巻に関してはこの2巻の後書きで作者、九岡先生が書かれている通り広大な世界観を出来る限り圧縮し、蜂、九曜と蜻蛉、竜胆の2人(機)の虫の覚悟と葛藤、成長。
そして叶葉という少女の成長や尽天という場所のでの人間の生きる力というものに重点を置いていていわばこの世界で言えば序の序であり端の端の話でした。
で、2部であるこの2巻ですが、これも九岡先生が書いてある通りその世界観の風呂敷を広げ九曜と叶葉を巻き込む世界の話になっていきます。
生きていた2人の鬼虫、そして量産型の虫のという新たな「敵」の登場。
まだまだ物語の先は長いと感じさせられます。
そして蜘蛛、巴の最後の言葉、これから他の鬼虫の登場も期待していい…のか…?
3巻も期待せずにはおれません!

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2012年06月21日

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第18回電撃大賞大賞受賞作の続編。
前巻は応募作品ということもあってきれいに完結していたので、続編が出て驚いた。続きが読めるのは嬉しいけど(失礼ながら)あの完成度が損なわれたら嫌だな…と複雑な気持ちでしたが、心配無用でした。

やっぱり面白い!今回は区切りをつけて第二部という形ですが、世界観や登場人物たちは前巻のそのままです。硬派な文体も王道な展開も変わらず。前巻でファンになった方にもハードルの低い仕様です。

とはいえもちろん、新登場人物やちょっと成長した主人公達など、新要素も多数あります。
見どころの一つである迫力の戦闘シーンは、前巻では不可能だった乱戦・共戦が見られて言うことなし。あんなことになってもちゃんと九曜頑張るんですね。
新キャラもなかなかどうして。予想を上回る。
もう一つ、前巻では有り得なかった「次巻への伏線」が張られているのも見どころです。叶葉たちはどう巻き込まれていくのか?九曜は…?
もう今から3巻が待ち遠しすぎる。

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2012年07月07日

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ライトノベルの例にもれず1巻できれいにまとまっているのを
そのまま背景引き継いで2巻始めて苦労するの巻
舞台設定の魅力と
キャラクタが全体に好感持てるものの
バトルものとしては幅や描写に特徴弱いが
堅実な展開で先への期待は持たせてくれる感

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2018年10月26日

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1巻がなかなかおもしろかったので、続編も読んでみました。
相変わらず戦闘シーンの迫力はすばらしく、そこはいいのですが、萌え系の話にはやや閉口。
この巻で徐々にシリーズを貫く悪役がその片鱗を現しつつある感じで、今後の展開が気になります。
気楽に読める本でもあり、また続きも読むことになりそうです。

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2015年01月28日

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ネタバレ

廃墟から復興しつつある都市に舞台を移し、ボーイ・ミーツ・ガール第二段。叶葉と機体の大半を失った九曜は帝都≪東京≫に辿り着く。皇女を名乗る少女・鴇子と護衛・菊丸と下町と呼ばれるエリアで暮らしはじめるが、鴇子を狙って謎の兵器「甲虫」が動き出す。再びの戦闘に巻き込まれて不利な形勢に立たされた叶葉たちだったが、そこに現れたのは先の戦争で失われたはずの「鬼虫」シリーズ、剣菱と巴だった。それぞれ利害の一致した一同は、鴇子の失われた記憶を求めて廃墟に出撃する。

あ…ありのまま今読んだことを呟く! ロ ケ ッ ト パ ン チ が出た……な…何を言っているのかわからねーと思うが超高速とか魔性ロリとか恐ろしい片鱗を味わったぜ。ライトノベルなんて世間で言われてる程チャチなもんじゃあ断じてねえ 俺も何があったのか一瞬判らなくなった…

鴇子の失われた記憶が物語を動かす原動力となっているが、そこに至るまでの帝都での生活描写や細やかな日常が要を得て(というかむしろ王道に!)、各キャラクターの性格もしっかりしていて良く、サービスシーンも楽しい。前作で不在となった四天の竜胆、失われた機体≪蜂≫を巡る現在の九曜の逡巡が、主人公を強さではなく弱さを描写しているという点で地に足がついている感じがした。

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2014年06月14日

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話は相変わらず面白いし、キャラも2巻にしてしっかり立ってる。
特に新キャラの鴇子と菊丸はよかったなー。
この手の人間とロボット(?)の組み合わせは信頼関係が第一。
素晴らしいコンビです。

また、舞台設定やストーリーから殺伐としやすい作品だけど、膝枕や鍋など、所々に心温まるエピソードど折混ぜられているなどしっかりとそこら辺の配慮もされております。

まだまだ風呂敷を広げているので、しばらくは続きが出そう。
今後も楽しみです。

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2012年09月18日

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古き良きラノベって感じのシリーズ第二巻。

一巻完結かと思ってたから嬉しいやら不安やらで展開が気になったけど読んでみたらしっかり王道。
生きていたかつての仲間と新たな敵。
燃えるね笑

新キャラは最初の印象あんま良くなかったけど終わってみればなかなか。
今後の続刊にも期待できる巻だった。

とりあえず蜘蛛と蟷螂とか鬼虫のイラストは見てみたい。

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2012年06月13日

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ネタバレ

シリーズ第2巻。舞台が東京に移り、キャラクターも増えて賑やかな感じ。話は少し複雑になってきたけれど、テンポも良くなっているので気にせず読み進められる。一冊で綺麗に話を収めた1巻よりも面白かった。続きも読んでみようと思う。

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2018年04月02日

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2

将棋の勝負を挑んで負け続ける九曜が可愛い。
カラーを見て蜘蛛と蟷螂が敵だと思っていたが、味方だった。
こんなに頼もしい味方はいない。
蜘蛛の巴好き。

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2013年05月26日

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面白い、というよりは、よくできていた、という感じだろうか。こう、熱い展開とか、立ちまくったキャラとかがいるわけではないが、しっかりと作られた物語のようなものがある。
しかし、鴇子や菊丸の抱える孤独は感じ入るものもあったのだが、なんだろうなあ、なんか物足りない。孤独に対する寂寥感を描くならもっと書き込んでほしいし、ラノベ的なエンタメ性を追求するならもっと盛り上げてほしい、からだろうか。むう。
だけどまあ、今はとにかく鍋がうまい、それだけでいいような気もするといえばする。

どうでもいいけど口絵の巴は明らかに穿いてないですねありがとうございます。

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2012年07月08日

Posted by ブクログ

ああ、うん。
やっぱそうなるよねって展開はさておき、

ちゃんとしっかり2巻書き上げてきたことに称賛w
つーかよく続きかけたなw
まあ、他の虫出さなきゃ無理だろうなとは思ったけど、

よくもまあほじくり返したと思いますw
このレベルなら充分次巻も楽しみ!

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2012年06月30日

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