【感想・ネタバレ】ペコロスの母の玉手箱のレビュー

あらすじ

長崎を舞台に、認知症で施設に暮らす91歳の母の「今」と「昔」を、64歳の息子がどこまでも優しく切なく漫画で描く。ベストセラー『ペコロスの母に会いに行く』の作者の第2弾。週刊朝日で好評連載中。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

「8月24日、母は車椅子から自由になった」。一ヶ月弱悩んだ末、(嚥下能力の低下による誤嚥性肺炎防止の)胃ろう造設を決断し一年半…だんだんに発語が皆無になっていった。対面して「施設に入った頃は『おー待っとったぞ』…『さあ帰ろうか父ちゃん(すでに亡い)も待ってる』」会話もあった、切なく思い出したり
給料をまともに持って帰らないことが度重なり、給料日には迎えに行くようになった「美味か魚と良か酒用意してますけん」…仕事のストレスから大酒。酒の上での父の失敗の尻拭いは数え切れない。年始回りで息子を連れていても飲む…

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2019年03月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

だんだんと死に近づいていくみつえさんの、行きつ戻りつする時間が見事に表現されていて、泣けるんだけど微笑ましい。施設のスタッフも優しくて、色々辛いことも乗り越えてきたみつえさんの最期がこんな風でよかったと思った。介護ってきれいごとじゃないから、このくらいの距離感がお互いに理想的なんじゃないかとも。みつえさんがどんどん子どもに戻って、母と添い寝しているくだりが一番好きです。あと、「たんと生きねばぞ!あっという間ぞ!」のセリフ。読み終えたあとジーンと心に刺さりました。

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2016年10月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「ペコロスの母に会いに行く」が面白かったので読んだ本。「ペコロスの母に会いに行く」と同様認知症の介護あるあるや著者の過去のエピソードがほのぼのとしたタッチで描かれていた。「ペコロスの母に会いに行く」と同様面白かった。

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2018年01月31日

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