【感想・ネタバレ】一度も愛してくれなかった母へ、一度も愛せなかった男たちへのレビュー

あらすじ

虐待、育児放棄、家庭崩壊、不倫。「お前は醜い」と実の母から言われ続け、鏡を見ることさえ怖かった少女はなぜ、女優となったのか?愛と憎しみの物語。衝撃の自伝的小説。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

想像以上に恐ろしい内容だった。母親像があまりにも常識とはかけ離れているので、母親の精神鑑定が必要なのでは?と心配してしまう。女優と言う職業柄、優れた美貌の持ち主なのは間違いないのに、自分では醜いと思い込んでいたことはショックを受けた。親と言うものは子どもの心をゆがめてしまう力があるのだと身にしみた。毒親と言う人種が世の中にいることは知っているが、遠野なぎこの母親はその中でも最たるものだ。
ただゴーストライターの文章が上手すぎて、かなり脚色しているんじゃないか?と勘ぐってしまう部分もある。

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2016年05月30日

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