あらすじ
地方自治体が民間企業に発注するお仕事は建設・土木だけ。そして入札金額の安さだけで受注先が決まる。多くの人がそんな風に思っているのでは? じつは地方自治体が民間企業に発注するお仕事の中で建設・土木はほんの一部。この本は、建設・土木以外のいろいろな分野で自治体と民間企業が取り組んでいるたくさんのお仕事、いわば「地方自治体ビジネス」の実態と、その市場に参入する上での基本的な営業活動の全体像を明らかにしている。地方自治体って何?から始まって、実際にどんなお仕事が民間企業に発注されているのか、地方自治体ビジネスのメリットとデメリット、ビジネスをする上でしっかりとおさえておきたい「自治体予算」の話、そして実際に地方自治体ビジネスに参入するときのお仕事の取り方について、情報の集め方から入札・企画提案の取り組み方までを解説。これまで地方自治体ビジネスと全く関わりのなかった人でも、これ一冊を読めば地方自治体ビジネスへの参入の仕方が、手に取るように分かること請け合いだ!
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Posted by ブクログ
地方自治体への営業について書かれた珍しい本。
地方自治体という知らない人からから見れば、ブラックボックスも「敵を知り己を知れば百戦危うからず」という感じで、地方自治体の組織や仕組み、予算編成、予算執行、地方自治体・地方公務員のニーズなどについて、分かり易く?説明し、営業の方法までも説明している。(3つの参入障壁には参りました。w。)
作者のこれまでの営業の中で培った経験・ノウハウ・知識を元に作られているが、よく知ってるなと感じた。行動力・戦略・戦術に感服。
「地方自治体のメリットではなく、地域住民・地域企業メリットで」という言葉が本質を捉えていると思う。