あらすじ
拉致問題、北方領土問題、竹島問題、赤珊瑚密漁問題等が解決しないのには致命的なわけがある!
これらの問題はすべて「根っこ」でつながっている。
なぜ拉致被害者を北朝鮮まで奪回に行かないのか?なぜ中国漁船の赤珊瑚密漁を指をくわえて見るだけのか?
超ロングセラー『ぼくらの祖国』。その原点中の原点をえぐり出す、いわば正編の登場。
これは、長く語られなかった真実について、いちばん根本的なことどもに絞って記す書物です。
アジアに立つわたしたちの日本はかつて外国と戦い、アメリカに対して史上ただ一度きりの敗戦を喫しました。永い歴史で初めてのことだっただけに、そのあとずっと、老いも若きも思い込まされ、思い込んできたことがあるのではないか。それを放っておけば、いつまでも続き、子々孫々までを誤らせるのではないか。
これまでの立場や世代の違いを乗り越えて共に真っ直ぐ考えてみることだけが、この書物の目指すところです。-------------------------------本文より
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Posted by ブクログ
とにかく一読してみてどう思うかという本だと思う。言っていることに強度があるのはなぜか考えてみることは有益だと思う。国にどうあってほしいか考える上でまともな話が静かに語られているのは有難い。
Posted by ブクログ
①日本の真の独立、②日本国憲法、③日本型民主主義、④光の道、⑤あとがき。
日本国憲法の生い立ちから考えると日本が真に独立を果たすには、憲法を変えていくことは大切だと改めて実感。
日本は、天皇陛下の存在がいかに大きく、日本型民主主義を形成してきたうえで果たされた役割がとてつもなく大きい。
最後に那覇市議会員Zさんは、先日のぼくらの国会 in 沖縄にゲストとして参加されてました。最近の那覇市議選で再選を果たされましたが、那覇市民として応援していきたいと思わせる方でした。。
至極当たり前の事
青山さんが好きなのは常にフェアな立場を崩さない事です。
新たに知る事実が誰かのバイアスによって表現が変わっていれば、知らない立場の人は余程有能でなきゃ、そのバイアスのかかった情報を正しいものとして受け止めてしまいます。
私もそうでした。
情報は正確に、公平な目線で受け取り、その後の行動は人によって自分の立場でいかすべきであると思います。
正しい事は正しいのです。
でも一人の人間としては正しい事だけが全てではない。
立場が違えば正義も変わる。
自分は絶対に正義と思えない事が、なぜその人の正義となるのか?をみんなが考えて行動すれば世の中変わると思います。
これだけのファンダメンタルを備えたわが国日本が一日も早く普通の国になれる事を祈って、その為に行動しようと思います。
Posted by ブクログ
扉を開く度に感動がありました。
この本を手にした人が、謙虚かつ大胆に生きていくことが未来の日本の形を作っていくのだと信じています。
青山さんの素直な人柄が文章に滲み出ているように感じます。
Zさんの話に魂が揺さぶられました。
国事多難の時は続きますが、希望をもって自由に生きながらも学び生きていきたいと思います。
ぼくらの祖国よりも本質的な話でした。
Posted by ブクログ
日本は第二次世界大戦で、はじめて、負けた。
アメリカに負けた。
ドイツは、何度も、負けてたから、負けても魂までは奪われないという方策があった。
しかし、日本人は精神までもが占領されている。
日本はまだ独立していない。
アメリカという国の占領下にある。国連のほとんどの加盟国が認められている、自らの国土と自らの国民を守る術さえない。
北海道の先の北方領土も、ロシアに取られている。
島根県の竹島も、韓国に取られている。
尖閣諸島周辺には中国の船が。
そして北朝鮮には我が国の国民がとられている。
それを取り戻すことすらできない。
憲法もアメリカ占領軍によって作られたものだ。
それを今も後生大事に、自分たちで自分たちの憲法を作ることすらしようとしない。
戦争中の我が祖先が悪い。何でも国が悪い。と信じ込まされている。
誰が、あなたを。この国を。守るんだ。
たくさんの祖先が、70数年前には、この国を守ろうと国民を守ろうと命をかけてくださった。
アメリカの信用を得た今、自分たちで、自分たちの国を、国民を守り、自分たちの意見をはっきりと言おう。
たくさんの国を追われた難民が苦しむのを目の当たりに見るにつけ、
その国家というのを守るのは、今の私たちの目覚めた魂なのである。
最後にZさんという那覇の市議会議員の生きる姿に、私たちの未来につなぐ何かを感じさせてくれた。
Posted by ブクログ
著者は我々へ日本人としてのアイデンティティを問う。
英語の原文から憲法の本質を投げ掛けられ、所々ハッとさせられる。特に「天の計らい」と著者が表現した「光の道」扉での那覇市議員との一連のやりとりは政治家に見せたいくらいだ。
個人的には前著「ぼくらの祖国」のほうが行動派の著者らしさがあり好みではあるが、本書も著者の哲学が前面に出ており興味深い。