【感想・ネタバレ】もし動物と会話ができたらのレビュー

あらすじ

「もし動物と会話ができたら……」

ペットを飼っている人なら一度は考えることではないでしょうか?
じつは動物と話すのは決して不可能なことではありません。
そして、動物たちも私たちと心を通わせたいと望んでいます。
「まさか動物と話せるなんて、単なる思い込みじゃない?」と思う人もいるでしょう。
しかし、心をクリアにして耳を傾ければ、動物たちはたしかにその「声」を聞かせてくれます。

「ワタシ、ママ(飼い主)のことが大好きなの!」
「ボクは、もっと外で遊びたいんだ」
「家族の絆を強めるために、ボクはこの家に来たんだよ」

そんなふうに、動物たちはさまざまなことを教えてくれるのです。
彼らとのコミュニケーションは、ときに感動的で、ときに笑ってしまうくらいユニークです。
本書はそうした動物たち、とくに犬と猫の知られざる本音について、
「アニマルコミュニケーション」の第一人者である著者が、本当にあったエピソードを元に解説します。
今以上にペットとの絆を深めたい方、ペットの問題行動に悩んでいる方、
そしてこれからペットを飼おうと思っている方にはオススメの1冊です。


*目次より

・STORY01 イタズラ・ムダ吠えで伝えたかった本当のこと
・STORY03 犬嫌いな犬が心に秘めていた思いとは?
・STORY06 ささいなことから始まるペットたちの反乱
・STORY11 飼い主を恨んで死ぬ子はいない

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Posted by ブクログ

愛犬を亡くしてから、アニマルコミュニケーターの方の書いた本を何冊か読みました。

はじめはスピリチュアルな話に戸惑い、イマイチついていけなかったのですが、何冊か読んでいくうちに少しづつ理解が出来るようになってきました。
時間が経ち、少しづつ受け止める土壌が出来てきたのかもしれません。

にしても、本書は今まで読んだ中で一番慰められました。

「動物と飼い主の出会いのパターンは、気質の似た者同士であったり、飼い主に足りないエネルギーを持った子であったり、千差万別です。
飼い主が愛すること、慈しむことの意味を学ぶ必要があるときに出逢う子は、愛情豊かで懐の深い子が多く、飼い主はその子からたくさんの愛を受け取ることでしょう。
そして、飼い主が愛することを理解し始めたときに出逢う子は、人間の愛が沢山必要な子、飼い主のサポートが必要な子である傾向にあります。
どんな出会いであっても動物は、家族の中での自分の役割をよく知っています。そして、自分も学び、飼い主にも成長してほしいと願っているのです。
飼い主が一生懸命に生きている姿を、動物は見ています。」

あらためて、私達家族とあの子は運命の出会いであり、かけがえのない存在だったと実感しました。そんな子が今も私の成長を願っているのだから悲しんでばかりいないで一生懸命生きなきゃな、と思えるようになってきました。

それでも、夜になると寂しい気持ちが強くなります。
でも、あの子自身は衰える前の元気な姿を思い出して欲しがっているし、私も、亡くなる前の辛い姿ではなく、明るく元気だった幸せな記憶を頼りに、元気を取り戻していきたいと思います。

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2017年11月29日

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