愛犬を亡くしてから、アニマルコミュニケーターの方の書いた本を何冊か読みました。
はじめはスピリチュアルな話に戸惑い、イマイチついていけなかったのですが、何冊か読んでいくうちに少しづつ理解が出来るようになってきました。
時間が経ち、少しづつ受け止める土壌が出来てきたのかもしれません。
にして
...続きを読むも、本書は今まで読んだ中で一番慰められました。
「動物と飼い主の出会いのパターンは、気質の似た者同士であったり、飼い主に足りないエネルギーを持った子であったり、千差万別です。
飼い主が愛すること、慈しむことの意味を学ぶ必要があるときに出逢う子は、愛情豊かで懐の深い子が多く、飼い主はその子からたくさんの愛を受け取ることでしょう。
そして、飼い主が愛することを理解し始めたときに出逢う子は、人間の愛が沢山必要な子、飼い主のサポートが必要な子である傾向にあります。
どんな出会いであっても動物は、家族の中での自分の役割をよく知っています。そして、自分も学び、飼い主にも成長してほしいと願っているのです。
飼い主が一生懸命に生きている姿を、動物は見ています。」
あらためて、私達家族とあの子は運命の出会いであり、かけがえのない存在だったと実感しました。そんな子が今も私の成長を願っているのだから悲しんでばかりいないで一生懸命生きなきゃな、と思えるようになってきました。
それでも、夜になると寂しい気持ちが強くなります。
でも、あの子自身は衰える前の元気な姿を思い出して欲しがっているし、私も、亡くなる前の辛い姿ではなく、明るく元気だった幸せな記憶を頼りに、元気を取り戻していきたいと思います。