【感想・ネタバレ】「大人の発達障害」をうまく生きる、うまく活かす(小学館新書)のレビュー

あらすじ

「大人の発達障害」は、実は可能性の塊です。

空気が読めない、仕事の段取りが下手、時間の管理が苦手……などの特性がある「大人の発達障害」。それによって社会とのズレが大きくなると、日々の生活や仕事がうまくいかず、人間関係に悩んでしまうこともあります。一方で、その独特な感覚や感性を活かすことができれば、普通の人にはまねのできないようなことをやってのけることも少なくありません。
そこで、発達心理学の専門家と、発達障害の当事者に、「大人の発達障害」について、たっぷり解説していただきました。
同僚、上司など周りにいる方がちょっとしたサポートをするだけで、劇的に問題が軽減し、新しい価値を生み出すことができるかもしれません。本人が気をつけるべきポイントとともに、サポートのコツをお伝えします。
発達障害の人は、得意なことを生かす場があれば、2人分、3人分の働きができる可能性があります。ユニークなデザイン力、ヒラメキ力、芸術的センス、猪突猛進の行動力などを持ち前の能力をじっくり育てていきましょう。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

大人でもかかる発達障害の人の対処法について、精神科医が書いたパートは参考になる。

ただし、発達障害を自称する女性の部分は、多くの闘病本と同じように参考にならない。計算するのは苦手だが、写真や芸術のセンスは一流と自分で言っているあたりが痛い。

発達障害の人は、すぐれた才能の持ち主、とむやみやたらに吹聴するのもやめてほしい。仕事を怠ける人に言い訳っぽく聞こえる。

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2015年07月19日

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