【感想・ネタバレ】生きなおす、ことば : 書くことのちから 横浜寿町からのレビュー

あらすじ

日本の三大ドヤ街の一つ、横浜寿町。教育の機会を奪われ、読み書きができないために地を這うように生きてきた人々がいる。ここで識字学校を主宰する著者と、文字を学ぼうとする人々との交流、彼らが書いた珠玉の言葉。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

先日読んだ、「ホームレス歌人のいた冬」に出てきた本。
横浜のドヤ街で識字教育をやってきた大沢敏郎さんが作者です。
識字教育と言うと、文字の読み書きができない人に文字の読み書きを教えるイメージですが、大沢さんの識字教育は、「表現」ということに重点が置かれていて、文字の形や文章のすわりぐあいなどは、わりとどうでもいいらしい。
文字を教えようとするのではなく、その人の人間そのものに向き合おうとする作者の姿勢とエネルギー伝わってくる、エネルギッシュな本でした。

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2021年10月19日

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