【感想・ネタバレ】泣けてくるじゃないのレビュー

あらすじ

広治との長い同棲生活に幸福を感じつつも倦怠感を感じ始めるOL由季。しかし、なぜか友人の佳江と広治の間に怪しいムードが。そんな中、アメリカ帰りの昔の同級生・修と再会。学者となった修に、かすかなときめきを感じて……。切ない恋の物語6編。

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Posted by ブクログ

短編嫌いみたいになってきているけど、短編はきらいじゃないのだけどこれは
もっと長くちゃんと書いた方がいいと思う
今幸せと聞かれたら幸せと答えるだろうっていうやつとかすごい短くて残念です
わたしがおもしろいとおもっているのは、どうしようもない心の葛藤の部分を
これは八つ当たり、これはわがまま、これはただ怒っているというように
いさかいと情熱を人が、こころのなかでどのように処理していくかなのだけど
そういうときに短く切られると、そういうところがでなくて
だれがかいてもいいものだなあとおもう
あと、いいところは、時々ぽつんとした言葉が空気を作っててよい
だいたい初めに○○だった−−−−みたいなのがあって
それって思わせぶりだったりするのだろうけど、
その瞬間は、雨がふりしきっていたり、電車に取り残されたりする

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

家の本、再読。
堀田さんはコバルトの頃から読んでいるが、今回読み返してみて、若いなーと思った。
平成13年発行なので、ほぼ10年前。それだけ自分が老けたんだなーとちょっと苦笑いもした。
堀田さん独特のちょっと心がヒリヒリするような感じ。
好きだからこそ、上手に立ち回れず、不器用に叩き壊してしまうような危うい感じがよく描かれていると思う。

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2012年07月06日

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