【感想・ネタバレ】モノクロームのレビュー

あらすじ

母子家庭で育ち、幼いときに母に捨てられた少年・慶吾。孤独の中で囲碁に打ち込む慶吾の姿を、写真部の香田のカメラがいつも捕らえていた。香田の屈託ない態度のおかげで徐々に心を開いた慶吾は、それまで避けて通ってきた母の家出の理由と向き合おうとするが……。囲碁を通じて自分を取り戻す青春ミステリ。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

5歳の冬に帰ってこない母に捨てられ、施設で育った慶吾。

当時母が夢中になっていた囲碁をやるようになり、高校の囲碁部で、香田と出会った。

高卒後、信金で働きながら夜間の大学に通い、彼女もできた。
それなのに、体調を崩して大学も中退をせざるを得なくなり、彼女にも愛想をつかれてしまった。

母に捨てられたという気持ちから逃れられないままの自分。

香田と喧嘩して、自分の殻をわずかにでも破ることができた慶吾は
自分を捨てた母が当時何をしていたのかの真相と向き合うことにした。

一人になりたくて、一人で生きてきたつもりだったけど
自分の味方になってくれる人は何人もいた。

一見物わかりの良さそうで実は押し殺した部分を持っていて、どこか諦めていて、頑なだった慶吾が
香田に自分の思いを爆発させるところが
よかった。

0
2018年01月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

え棋士を目指す話じゃないんだ、しかも暗いよとかツッコミながらもぐいぐい読ませるリーダビリティはなかなか、なかでも香田との友情シーン(ちとホモくさもあったが)は良かったです。

ただ母親の方がだな。

いやまこの母親が自分が母親になる資格がないと思ったかどうか知らんが慶吾を捨てるところまではまだいいんだよまだ、でも何の社会的制裁も受けずにその後結婚して幸せですってのが意味がわからない。

別に不幸になってればいいってもんじゃないとはいえだ、一人で暮らしてるならまだそれなりに納得できたのだけどなー。

0
2014年11月24日

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