【感想・ネタバレ】吉田松陰と久坂玄瑞 高杉晋作、伊藤博文、山県有朋らを輩出した松下村塾の秘密のレビュー

あらすじ

吉田松陰が松下村塾で指導した期間は二年にも満たない。だが、物置小屋を改造して作った八畳一間の講義室からは、高杉晋作、伊藤博文、山縣有朋ら、明治維新をになった多くの若者たちが羽ばたいていった。なぜ松陰は短期間でこれほど多くの偉人を生み出せたのか。その秘密はゼミ方式の実践的な教育スタイルと、己の生死すら度外視した驚異的なアジテーション力にあった。その松陰の妹・文を妻とし、彼の遺志を継いで尊王攘夷に殉じた男・久坂玄瑞。愛憎に満ちた二人の師弟関係を紐解きながら、維新の礎となった男たちの生涯に迫る。

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Posted by ブクログ

吉田松陰は、どんな罪人でも、身分が低くても、幼くても、女性でも、分け隔てなく接した。上からではなく、しっかり名前を呼んで、その人の良いところを見つけた。勉強熱心で、筆豆で、熱くて、魅力的な人物であったことが分かる。
今からたった190年前に生まれた。尊敬すべき人物である。

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2022年05月24日

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