あらすじ
母を亡くし、継母たちに虐げられているラティヤ。つらい日々の中で、心の支えは母の言葉と、踊りだけ。だがある日、ラティヤは奴隷として売り飛ばされてしまう。彼女を法外な値段で競り落としたのは、美しすぎる一人の男――。アルザークと名乗る男はラティヤを宮殿のような豪邸に連れていく。何をされるのかと怯えるラティヤを、彼は、「寵姫のふりをして」と優しく抱きしめて…? 彼は一体何者!?
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比較的楽しめた
ストーリーとしてシンデレラを拡大して細部まで描いたような…。
父親はいるものの、家庭のことに疎くいないも同然で、継母と姉たちに虐げられてきたヒロインが、奇跡の逆転ホームラン!!
なんと、王子様が見てくれていました!!
始終優しい彼に守られて、あとは家族を追いやることだけが課題のヒロイン。だけどその発想はなく。いかにして逃げるか、を考えていたところ、やはり追われてしまう。
でもそこは奇跡の幸運の持ち主らしく、危機一髪のところで王子様登場。
あとはすんなり結婚して、めでたし、めでたし。
何かもうちょっとヒロインに強い意志があっても良かったんじゃないかな?
Posted by ブクログ
母を亡くして、お嬢様だったのが継母と継姉たちに虐げられて使用人同然に扱われていたラティアが、お金のために奴隷として売られ、奴隷市で皇太子のアルザークに買われます。過去にアルザークはラティアを見初めていたということでしたけど、終始優しいアルザークとラティアで、Hシーンもとにかく優しいアルザークでした。
また、父王がラティアを試すシーン。なんだ、この好色親父は?って思っていたら、ちゃんと理由があることでしたし、アルザークの母がひどすぎました。
まあ、さらにひどいのは後半また出てきた継母と継姉。これまでされてきたことを考えると、性格が変わったとは思えないのに、ラティアはまんまと騙されて、また売られちゃいました。
危機一髪はアルザークによって救われましたし、継母と継姉も罰が与えられて、後半スカッとしました。
イラストもとってもきれいで、ラティアもアルザークもイメージ通りでした。