【感想・ネタバレ】「東大」「ハーバード」ダブル合格 16倍速勉強法のレビュー

あらすじ

高3春の「合格可能性なし」判定から塾にも通信教育にも頼らず成績を急上昇させ、東京大学へ現役合格。TOEFL・CBT180点、GRE・Verbal280点を1年足らずの独学でTOEFL273点、GRE620点に急上昇させ、ハーバード大学院合格――「東大」「ハーバード」ダブル合格を実現した著者が、誰でも実践できる「勝利の方程式」を公開! 4つの要素を「掛け算」で働かせる画期的な勉強法。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

16倍速と書かれるとものすごく効率の良い魔法のような勉強法かと一見思われるかもしれない。
しかし、その中身は魔法というよりも現実的、論理的なものである。
短時間でいかに効率よく目標に達せれるかという実用書も多いが、この本における現実的な要素、そして説得力がある要素は「時間」をないがしろにしない点、そして倍速とはつまり掛け算であるという点であると思う。
いくら頭が良くても、効率が良くても、いい戦略を立てても勉強時間が0ならば効果はでないのだ。

地頭、戦略、時間という項目についてはかなりいろいろな面に応用できる内容になっている。
効率という項目は視点が問題を解く形式の勉強を想定しているので、
レポート作成や企画書など自ら考える勉強についてはそのまま当てはめることが難しいアドバイスもある。

個人的には効率の項目は高校受験のときからすでに意識してやってきたことがほとんどだったのであまり新しさは感じなかった。

一貫してこの本の中で述べられていることは、すごく新しいとか画期的なアイディアというわけではないと思う。
ひとつひとつは大切だと考えられてきたものを掛け算という形で結びつけ、しかもそれを著者自ら実践して成功させたという点で意味があり、このアイディアを合格体験記のように 読むことで読者のモチベーションも高められるという役割を持つものと考えられる。

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2011年11月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

①地頭 ②戦略 ③時間 ④効率の大きく4つが勉強にとって大切だという。この4つがそれぞれ倍の効果が出れば、トータルで16倍速となるというわけ。

「参考書を1から覚えようとするのが間違い。ピンポイントを先に攻める」
「得意問題から取り掛かってモチベーションを一気に加速。」
「問題を解く(クイズ方式で集中)->解説をじっくり読んで完全に理解する、のメリハリ」

当たり前のようでいて、全然出来ていなかったなー。としみじみ。
これを学生時代に読んでいたら・・・と思ってしまった。
いやいや、まだまだ遅くない。

何よりも、腰が重くなっていた勉強を「まずは1つでもやってみる」気になっただけでも読む価値が十分あった。

勉強が出来る=集中力がある。

シンプルだけどそのとおり。

(1)地頭を鍛える
-本は線を引きながら。その線やメモは自分が読書を通して得た価値。
-実用書はポイントだけ、良書は繰り返し読むことで内容を咀嚼、書き方の学びにもなる。
-書く作業にこそ意味がある。(脳にすりこむために)。綺麗なノート作りは不要。
-何事も根拠を意識して書く。
-数字に関する興味を持つ。

(2)戦略
-目標を立てた後は、敵を知る為の情報収集。
-模試を受けることは自分の現在地を知ること。
-苦手分野こそ延びしろが大きい。

(3)時間
-時間がないなら、1日を時間割にして優先順位をつけていく。
-苦手分野に2時間、得意分野に30分などのメリハリ。(「勉強時間」という枠組みを組まない。細かく時間分け)

(効率)
-勉強はインプットと、アウトプット(問題を解く)でメリハリを。
参考書は「解説の詳しいもの」を。
-暗記モノはイメージ(画。音など)も取り入れて。
-問題解答型は謎解きゲーム、暗記モノは記憶力ゲームとして楽しむ。

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2012年08月29日

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