【感想・ネタバレ】烏金のレビュー

あらすじ

因業な金貸し婆・お吟のもとへ押しかけ、金貸し業の手伝いをする浅吉。新しい発想で次々と借金をきれいにし、貧乏人たちを助ける彼には、実は秘密があった。大金を得るべく浅吉が仕掛ける真の目的はいったい……。日本ファンタジーノベル大賞作家が江戸を舞台に描いた痛快時代エンターテインメント小説!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

西條奈加先生、初めまして
書き過ぎず淡々と物語を進めているのに
端々に人情話のようなにおいがして最後
まで一気呵成に読みました(´・ω・`)

読みやすい文体をベースにしつつ、時々
見せる謎めいた部分が良いスパイスです
良い作家をしりました!

0
2022年04月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

金貸のお吟の元にころがりこんだ何やら訳ありの浅吉。借金で身動きとれなくなった人に、暮らしの立て直しの手助けをしながら、借金返済にみちびいていく。浅吉の本当の目的は、地元甲府で貧しい村の生計の助けとなるようにブドウ栽培を始めるため、お吟の金を利用することだった。

武士が借金まみれなこと、江戸時代の高利貸しの返済の過酷さなどは、当時の武士・庶民は熟知していたのに、浅吉がヒーロー気取りで知恵を出して暮らしを立て直し、みんなから感謝され好かれるなど、ちょっと話が稚拙。

ただ、文章は読みやすい。

0
2017年07月14日

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