【感想・ネタバレ】恨み来、恋、恨み恋。 10巻のレビュー

あらすじ

【二人の恨み猫、二人の恨み、そして恋。】
恨み猫・夏歩の襲来から始まった十二町の動乱の数々…。ついに現れた黒幕は「恨み猫」――! 神をも喰らい、強大な力を得た「恨み猫」がそこまでして街を恨み、子国を恨む理由とは。語られる過去は、恭一と夏歩の関係にも変化を起こす。恋して戦う怪異譚、恋も恨みもいよいよ最高潮の第10巻!
(C)2018 Akitaka

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Posted by ブクログ

郷一が恭一と似たような境遇だったとは驚きの展開

子国の家への嫌悪感と彼も持ち合わせていただろう好奇心から冬歩と親しくなった郷一。もし冬歩が恨みの本質を持ち合わせていなかったら、もし郷一の街への愛着が少なかったら別の道があったのかもしれないと思うと二人の終わりはやるせない
そしてやり直そうにも既に多くを殺し郷一さえ手に掛けた冬歩はもう後戻りはできない

同じように恨み恨まれる関係でありながら、今も隣に居続ける恭一と夏歩。それは冬歩からはどう見えるのだろうか?
そして遂に告白を果たした夏歩。その返事を恭一はどうするのだろうか?

又、益々深まる夏歩出生の謎も気になる。彼女はどうやって生まれてどうやって育ったんだろう?

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2018年12月23日

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