【感想・ネタバレ】古代史がわかる『万葉集』の読み方のレビュー

あらすじ

飛鳥時代の7世紀後半から奈良時代の8世紀後半にかけて編まれた最古の和歌集「万葉集」。天皇・皇族、公家、官人や民衆の、そして全国津々浦々の老若男女の詠んだ歌約4500が集められている。次々におこる天皇・皇族をめぐる政治的事件、官人の出世事情、大伴家持や柿本人麻呂ら歴史に名をとどめた人々の実像、文学サロンのようす、宮都の有り様から、古代の人々の恋愛事情、食事や薬、占いの方法、ことわざ・格言の発音等々まで、“喜怒哀楽”が率直に表された万葉集とその歌の背景を通して、さまざまな謎を明らかにしてゆく。受験生には国語や日本史の勉強に役立ち、歴史好きには「古代」という時代を身近に感じることができる一冊。

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Posted by ブクログ

万葉集や古代生活にまつわるエピソードが一問一答形式で紹介されている。
目次の一部を以下に示す
少しでも万葉集に興味ある人なら読んでみたくなると思うな
しかもそれぞれ最近の研究成果に基づいており、新たに目を開かれたことも多かった。

・万葉集はいつ成立したのか
・柿本人麻呂は刑死したのか
・大伴家持は万葉集の編纂者か
・貧窮問答歌は古代農民の姿の実写か
・万葉の相問歌に歌われる恋のマジックにはどのようなものがあるのか
・複数の男たちに求婚された伝説の処女たちはなぜ自殺をしなければならなかったのか
・古代の人たちはなぜ盛んに酒を飲むのか
・万葉集は本当に日本人が書いたものなのか

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2011年02月19日

Posted by ブクログ

古代史はよく解らなかったけれど、古代の風俗やら考え方やらは何となく解ったような。高橋むしまろが気になる。

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2011年06月23日

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