【感想・ネタバレ】恋愛びよりのレビュー

あらすじ

門限は8時。当然、女友だちとの外泊も禁止。何人かのボーイフレンドもいたものの、親の言い付けをひたすら守ってきた女子大生の妃佐。就職活動をしようとしても、働くことを許されず、両親に結婚を押し付けられた彼女は、遅い反抗を始めるが……(「窓から髪を垂らしておくれ」より)。愛の切なさを知るたびに、少女から魅力的な女へと成長していく女性たちを描いた三篇の恋愛物語集。

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Posted by ブクログ

堀田あけみさんの

【恋愛びより】

読みました。

これまた、一気に読みました*

堀田あけみさんの本は、私をぐいぐい引き寄せます。

とっても大好きな作家さん。

*恒例の気になる所*

『いや、出会いなんて、不自然なもんですよ、みんな。そうでしょう。強制的に振り分けられたクラスがたまたま一緒だったり、誰かから紹介されたり。』

◎ホント。出会いなんて、いつ、どこであるかわからない。ただの通りすがり終るか、出会いにするかは自分しだい。

***

「将来の保障の無い恋愛など、どんな悲しい別れが来るかに怯えながら過ごす時間でしかないのに」

◎恋愛って、不安で、最も不確実なもの。人の気持ちはとても複雑だから。

***

『なんとなく、男の人を信じるのは、やめておいた方がいいような気がして来た。結局、ほんの少し見てくれが変わるだけで、寄って来たり、離れていったりするんだ』

◎悲しくなっちゃった。自分とオーバーラップして。

 永遠の愛を求めて*

***

3つの短編集になっていて、どれも読みやすく、おとぎばなしがキーポイントになっています。

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2009年10月04日

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