【感想・ネタバレ】柔らかい心のレビュー

あらすじ

肩肘を張って一人生きつづけてきた律子の元に突然謎の女・美弥が押しかけてきた。運命が、私と美弥を会わせてくれたんだと思う。そして、あなたとも……。ヴェニス・ミラノ・近江、様々な都市を転転とし、やがて三人の男女は本当の自分に辿りつく――。『29歳のクリスマス』をはじめ、女たちの心情を絶妙に描き圧倒的な支持を得た脚本家・鎌田敏夫が、3人の男と女の、果てしなく揺れつづける心を綴る。

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Posted by ブクログ

生まれた時に病院でとり違えられた二人。彼女たちがその事実を知った後の大浦という男性を巡っての行動には不自然さを感じる。この二人もその両親も納得できないものを抱えながら一生生きていくのだと思うとたった一瞬の間違いの罪の深さを感じる

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2016年07月31日

Posted by ブクログ

産婦人科のミスで取り違えられた美弥と律子は28年後、美弥からの接触で出会います。
親に厳しく育てられた律子。
母親が男にだらしなく、その血を強く受け継いでいるのだと信じている美弥。
その二人が三浦という男をはさんで、自分の心を解放していく話です。

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2009年10月04日

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