【感想・ネタバレ】小説 お江戸でござるのレビュー

あらすじ

2004年まで9年にわたりNHKで放送されていた「コメディーお江戸でござる」。江戸の町人生活をコミカルに描く演劇と、江戸風俗研究家・杉浦日向子さんの解説の妙で人気番組として定着していた。その脚本を数多く手がけたのが滝大作さん。本書の著者である。本書は、20話の短編小説からなり、大工とそのおかみさん・船頭・小身の旗本・夜逃げ屋・いなか娘・岡っ引きなど、様々な登場人物が入れ替わりつつ、江戸情緒たっぷりの物語世界が展開される。古典落語を思わせるテンポいい語り口、映像が眼に浮かんでくる的確な描写、月並みなハッピーエンドをよしとしないラストの切れ味……。江戸時代ファンならあっという間に引き込まれる勢いある20話が集まっている。コメディーや演劇の世界に幅広い交友関係を持つ著者が、所ジョージさん、佐藤B作さん、高平哲郎さんら友人たちのエールを受けて世に問う、なぜか“懐かしさ“が胸に響く会心の時代小説集。

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Posted by ブクログ

『風が吹けば夫婦が別れる』、『跡継ぎ先に立たず』、『夢は千里を走る』、『夜逃げ屋と呼ばれて』…など、笑いあり、涙あり、人情ありの短編時代小説20。

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2016年06月14日

Posted by ブクログ

1話1話のページ数が短いので経過がはしょってあるのだろう。運の悪い人は悪いままで終わるので、なぜそうなったかがわからず腑に落ちない。

テレビを見ていたら、内容を補うことができるのから面白いかもしれない。原作のほうを読むべきだったかもしれない。

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2011年08月24日

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