あらすじ
コンピューター・プログラミングにかかせないアルゴリズムは、微積分とならび、数学史上最重要の発明である。17世紀に原型が見いだされて以来、現在のアルゴリズムの精緻な形式の完成までには、じつに300年を要した。ライプニッツ、ゲーデル、テューリングら、あまたの天才数学者・思想家が繰り広げたそのドラマを、小説形式の断章をはさみつつ紹介。読者をアルゴリズムの世界の魅力へといざなう傑作ポピュラーサイエンス。
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Posted by ブクログ
ソートなどに代表される個々のアルゴリズムを解説する本ではなく、論理学やチューリングマシンを通じて、アルゴリズムへの考え方がどのように発展してきたか、という歴史を概観する本です。ゲーデルやチューリングといった有名な学者のエピソードも織り交ぜられています。
Posted by ブクログ
アルゴリズムに関する書籍であるが、半分が論理学そして残りの半分が中途半端な小説チックな文章。
正直、小説チックな文章はいらないので、ちょっと安くしてください。
論理学に関する解説は、素養がないと十分理解できない。
形式体系に関する解説ではいきなり「文法的である」とか「適格」であるという言葉がでてくるので読者はちょっと??となってしまう。
しかしながら、書かれている論理学の論証を十分理解できなくとも論理学の偉大さ、重要性はよく伝わる書籍である。
Posted by ブクログ
計算機科学の歴史から、物理とアルゴリズムの関係まで俯瞰する。前半は面白かったが、後半はまとまりなくとりとめない話が続く。間に入ってくる小説っぽいなにかは意味不明。