あらすじ
ケトン体は糖尿病と関係があると悪者扱いされていた体内物質。
ところが最近の科学でむしろ「善人」であることがわかってきました。
ケトン体は脂肪細胞が分解されるときに生じる物質のこと。
ケトン体はブドウ糖がなくなった時にはじめてエネルギー源として利用できます。つまり、たっぷりの糖質を食べた状態ではケトン体は産生されません。
では、ケトン体が生産されると体にどんな効果があるのでしょう。
1ダイエット、2気力・集中力のアップ、3病気への抵抗力が高まる――など。
さらに、糖尿病予備軍の仲間入りをせずにすみます。
本書はケトン体質化づくりのノウハウを公開。
運動いらず2週間でかんたんに健康な体になります。
感情タグBEST3
前半の説明が長いかな…
自分は糖質制限については賛成派です。実際やってみて、体脂肪率の減少など期待した効果が糖質制限で得られました。この本は、糖質を摂りすぎることで起こる体への悪影響や糖質制限を行うことで起こるよい影響について詳しく説明して頂けるのがありがたいです。著者の推めるケトン体食事法ということで、どのようなものを食べれば良いか食べてはいけないかが詳しく書かれているので実行しやすそうです。他の著者の糖質制限1日糖質60g以内が理想と書かれている本よりも食事制限が厳しくないように感じます。
しかし、血糖値が上下することで起こる眠気などを、国会の議員の会議中の居眠りに結びつけて、政治や国力について著者の憶測だけで意見を述べるのは如何なものかと思います。著者の憶測と、研究をして導き出された客観的な情報が入り混じっているような文章の書き方で、本の前半は読みにくいと思いました。
科学者の著作とは思えない
自方式に邪魔なモノを勝手に「毒」と呼び、論理的解説の無いまま「とにかくダメ」、読者を見下すにも程がある。肝心のケトン体をエネルギー源にすることに関しても機序の解説はほとんど無し。とにかく全般に論理性に欠ける。ゴミ書。