あらすじ
その日から、老若男女問わず、世界中の<オアシス>ユーザーが、エッグ・ハントを開始した。
勝者となるには、ゲームをはじめとするハリデーのあらゆる趣味嗜好に精通していなければならない。
ハリデーの遺したヒントによると、<オアシス>のどこかに3つの鍵が隠されているという――。
一方、めぐまれない環境で育ったウェイドは、現実世界では人と関わることが苦手な少年。
学校の成績も容姿も並みで、コンプレックスの固まりのよう。その彼が莫大な遺産をめぐる争奪戦でトップに立ったことから、一躍、時の人となるのだが…。
思いがけない面白さ。難関を切り抜けたときに一緒にガッツポーズしたくなる登場人物たち。終わりまでこんなにハラハラドキドキさせられたのは久しぶりだ。
―――――『シカゴ・リーダー』
本書はすでに20世紀を懐かしく思う人にとっては宝物だ。だが本当の本好きにとっても最高の読み物だ。
――――Wired.com
読んだらハマる。 銀河系お宝探しゲームであり、純愛でもある。
―――――CNN.com
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
レオパルドンどんだけ好きなんだよ!
映画が気に入ってから小説を読んだけど、それぞれの良さを感じることが出来た。
&
表現が異なっていても、根っこが同じなので良かった!
(映画版、だいぶアレンジされてたけど、流石、原作者が「共同脚本」なだけあって、魂は同じだった。
熱い&濃い!!!
ウルトラマンの出てくるこっちのラストバトルも映像特典で見たかったわ(^^;
Posted by ブクログ
『ソードアート・オンライン』かと思ったら『スーパーロボット大戦(あるいはスーパーヒーロー作戦)』だったでござる。
本当、日本人なら「アホかーーーー!!」となる物凄い展開。映像化不可能だろこれ。
こういう仮想現実を描いた作品として、やはり最後に関わってくるのは「現実」と「虚構」の関連性。その部分については本作は少々浅いというか、実はもう「現実」も「虚構」もどうしようもないくらいどんずまりで、少なくとも本作時点ではOASISの自由のみが焦点で、その是非とか現実の世界がどうこうとかそういうレベルまで達してはいないんですよな。そこまでやると本作は収集がつかなくなる。
主人公ウェイドが最後の最後に得た思い。それがこの壮絶な戦いの果ての、ほんのちょっとの希望なのではないでしょうか。