あらすじ
ヒマラヤ山地のとある王国に潜入していた諜報員が、エボラ出血熱にも似た恐るべき症状を示して死を遂げた。兵器化されたウィルスによるバイオテロが計画中との情報を得たCIAは、その国の王宮で少女時代を過ごした古文書学者のルーシーにテロ計画の全貌を探らせる役目を依頼、陸軍山岳部隊のエリート戦士を護衛につける。婚約中のカップルをよそおった二人は、やがて真の信頼関係で結ばれていくが、世界規模のテロ計画は、二人の命も脅かし…
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Posted by ブクログ
生物兵器を作っていることが判明した、ある国の陰謀を阻止する為にヒーローとヒロインが潜入調査するお話。
リサの昔の本なのかな?
ちょっと物足りない感じもあるけど、やっぱり好き。
Posted by ブクログ
ウィルスによるバイオテロを防ぐため、ルーシー・メリットと陸軍のマイク・シェーファーはヒマラヤの閉ざされた王国に潜入する。
恐ろしいバイオテロ作戦が進むの描写が節々に入り、ストーリーに恐怖感を加えて読みごたえはある。
エロはちょっとでライスにしては控えめ。
しかし、読後に思うのは一番のテロを防いだ功労者は、冒頭に死んだ名もなき工作員だよね、という思いです。
Posted by ブクログ
発売された当時、エボラ出血熱のニュースが報道されていたので
「なんてタイムリー……(げんなり)」
と思いながら読み始めたところ、
やはりしょっぱなからけんなりな展開で。
また、ライスは敵方の描写もしっかり行うので
こちらはなかなかモチベが上がらず。
その割に、最後の頃は展開を巻いて巻いて状態でしたね。
賛否両論はあると思います。
ヒーローもヒロインも、ライスパターンからちょっとひねっている(と自分は思っている)ので
その点は嫌いじゃなかったんですけどね。
訳者後書きを読むと、これはジェニングス名義だったんですね。
私はジェニングス作品が嫌いではないのかも。