【感想・ネタバレ】パンドラ’S ボックスのレビュー

あらすじ

画壇の若き寵児(ちょうじ)が突然、不可解な焼身自殺を遂げた。その死に秘められた驚くべき秘密とは?(「仮面の遺書」)大阪府警に届いた殺人を告白する手紙。少女の死体を古墳の稜墓(りょうぼ)に埋めたというのだ。捜査は、専門家による発掘調査を終えてからと命じられた刑事は……(「踊る警官」)。大胆な着想と鮮やかな謎解き! デビュー作を含む初期短篇7作と、エッセイ7編を収録。

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【作品紹介】画壇の若き寵児が突然、不可解な焼身自殺を遂げた。その死に秘められた驚くべき秘密とは?(「仮面の遺書」)。大阪府警に届いた殺人を告白する手紙。少女の死体を古墳の陵墓に埋めたというのだ。捜査は、専門家による発掘調査を終えてからと命じられた刑事は...(「踊る警官」)。大胆な着想と鮮やかな謎解き!デビュー作を含む初期短編7作と、エッセイ7編を収録。

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2011年08月21日

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北森鴻センセイのデビュー当初の短編作品と当時の暴露話エッセイを集めた作品。
こうしてみると、改めて、センセイの作品の幅の広さに驚きます。これぞプロの作家という感じ。

没後1年になりますが、なんか、またすぐにでも、次の作品が出てきそうな錯覚に陥り、寂しさが蘇ります。

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2011年01月14日

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初期の頃の北森鴻の短編と人気作家になるまでのエッセイが収録されてる作品です。と、言う事で短編だけちょっと書きますね

「仮面の遺書」
1990年クリスマス・イブの夜に河原で燃えた男がいた。三年たった今ビルには彼の遺作の作品が正確に複写されていた。ある日そのビルの前で眺め続ける全身青の服装の男がいた。そのビルの前で働く依子は、その男に気付き声をかけた・・。
「踊る警官」
大阪府警本部長宛に一通の手紙が届いた。そこには、数年前に行方不明の女子高生をY塚山御陵に埋めたと告白した事が書かれていた。大阪府警は、捜査に乗り出すが・・・。
「無残絵の男」
大政奉還が終わり江戸が東京に地名を変えた頃。木版を彫る職人の仕事場で絵草子屋の職人が密室状態で死んでいた。元御家人の水無瀬源三郎は、街の臨時の見回り役をしていた。「嬉しいと泣き顔になり、腹が立つと笑いが堪えきれなくなる・・」ちょっといかれた米次郎から、この事件に関わるものを拾ったと言われて・・・。
「ちあき電脳探てい社」
夏休みを前にしたある日。学校の裏にあるあかずの倉庫で、幽霊が現れるという話が起こった。目撃者は、二人。この話を聞きカオルは、「小椋カオル美少女探てい社にお任せを・・」と調べ始める。そしてぼくとちあきも調べ始めた。ちあきの部屋で、パソコンを自由自在に操るちあきは、事件の真相に迫る・・・
「鬼子母神の選択」
京都にある大悲閣千光寺は、由緒正しき貧乏寺だった。普段人があまり訪れないこの寺。しかし、今年の冬は、人がたびたび訪れて来る。晩秋の頃に新聞の記事の美談の中に松茸が取れたと載っていたのだ。そして寺の近くの山の中で一人の男の死体が発見された・・・。
「ランチタイムの悪魔」
ランチタイムが過ぎて午後になった。職場の同僚の女性が早退したいと上司に言った後その場で倒れた。救急車を呼んで一命を取りとめたのだが・・。やがて、主人公の女性の変な噂が・・・。
「幇間二人羽織」
江戸時代。同じ人物が、同じ時に別々場所にいたと言う。日本橋の岩倉町と吉原の遊廓街だ。この難問を老中が北町奉行所と南町奉行所に伝え御前吟味をするという。果たして事件の真相は?そして・・・。

ま〜こんな感じの短編があります。エッセイは、「作者口上」「短編デビューまで」「長編デビュー前後」「トリック嫌い」「錬金術師1996」「『狐罠』の頃」「作家というお仕事」「作家交友録」が短編の前後に入っています。ま〜ま〜面白かったですそうそう、この作品ついこの間先に読んだ人が居たな・・・どうだったのでしょう

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2009年10月07日

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北森鴻さんのデビューからの短編作品がエッセイを交えて収録されています。
書ける人は書けるんだなぁと。
エッセイもなるほど!と思うし、ファンなら読んでみる価値ありですね。

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2009年10月04日

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北森鴻の短篇&エッセイ集『パンドラ'S ボックス』を読みました。
北森鴻の作品は、昨年11月に読んだ『香菜里屋を知っていますか 香菜里屋シリーズ4〈新装版〉』以来ですね。

-----story-------------
短編の名手・北森マジックの原点! デビュー作を含む、初期傑作7編!

画壇の若き寵児(ちょうじ)が突然、不可解な焼身自殺を遂げた。その死に秘められた驚くべき秘密とは?(「仮面の遺書」)
大阪府警に届いた殺人を告白する手紙。少女の死体を古墳の稜墓(りょうぼ)に埋めたというのだ。捜査は、専門家による発掘調査を終えてからと命じられた刑事は……(「踊る警官」)。
大胆な着想と鮮やかな謎解き! 
デビュー作を含む初期短篇7作と、エッセイ7編を収録。
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2000年(平成12年)に刊行された作品…… 初期の未収録短編を集めてそれぞれに詳細な自解を加えた一冊です。

 ・作者口上
 ■仮面の遺書
 ・短編デビューまで
 ■踊る警官
 ・長編デビュー前後
 ■無残絵の男
 ・トリック嫌い
 ■ちあき電脳探てい社
 ・錬金術師・1996
 ■鬼子母神の選択肢
 ・『狐罠』のころ
 ■ランチタイムの小悪魔
 ・作家というお仕事
 ■幇間二人羽織
 ・作家交遊録
 ・カッパ・ノベルス版 あとがき
 ■怪説 はざま隆治

画壇の寵児が突然の自殺を遂げた!その死に秘められた謎とは?(『仮面の遺書』)……警察に届けられた殺人者からの告白文。その衝撃の内容から、日本の古代史の謎にメスが!?(『踊る警官』)、、、

大胆な着想と、鮮やかな謎解き! 読者に息つく暇さえ与えぬ、卓抜なストーリー展開! 短編の名手が放つ、デビュー作から今日までの珠玉の短編七本を収載! さらに、各々の短編に合わせ、作家の肉声をユーモアと哀感をこめて書き下ろしたエッセイを掲載! フィクションとノン・フィクションが絶妙に融合したクロス・オーバー・ノベルス、ここに誕生。

初期の作品とエッセイが綴られた作品集……短篇7篇とエッセイ7篇が交互に収録されています、、、

エッセイでは、デビュー頃の仕事の様子や若いころにハードな仕事をしていた様子が語られており、興味深い内容でしたね……短篇では、デビュー作で犯人の職業ならではのトリックが印象深い『仮面の遺書』と、犯人の真の目的が明らかになる衝撃的なエンディングと大阪弁が印象に残る『踊る警官』が面白かったですねー 北森鴻の作家としての幅広い才能を垣間見ることができる一冊でした。

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2024年06月16日

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ネタバレ

〇 概要
 これまで文庫未収録だった作品を集め、巻末にエッセイを収録した短編集。作品の出来は全体的に突出して高いわけではないが、北森鴻の初期作品やシリーズの原型となる短編が読める資料的価値がある一冊。エッセイも面白く、北森鴻ファンなら十分楽しめる内容。逆に、北森作品を読んだことがない人は無理に読む必要はないだろう。北森鴻ファンとして、おまけ込みで★3。
〇 仮面の遺書
 暗号解読をテーマにした短編で、北森鴻の幻のデビュー作。主人公は暗号を解読するが、その結果、犯人自身の犯罪が露見してしまい、暗号を解いた人物まで殺害されるというオチ。暗号が「解けること」自体が犯人にとって致命傷になるという発想は意外性があり、本書では比較的印象に残った。
〇 踊る警官
 「Y塚山御陵に死体を埋めた」と嘘の供述をして警察に一度捜索させ、その後、本当の埋葬場所に妻の死体を埋めるというトリック。一度調べた場所はもう調べないという心理だけで一本の短編を成立させている。アイデアは面白く、北森鴻の構成力は感じるが、作品としては及第点程度。
〇 無残絵の男
 江戸から東京へ移り変わる時代を舞台にした作品。直助が元次を殺そうとし、市松を身代わりに立てた結果、元次は市松を殺害してしまう。ダイイングメッセージには月岡芳年の無残絵が使われ、最後に探偵助手が月岡芳年本人だったことが明かされる。歴史上の人物を取り入れた趣向が印象的
〇 ちあき電脳探てい社
 『小学三年生』掲載作品。幽霊騒ぎの真相は、逃げたペンギンを世話していた同級生だったというもの。宝の地図も登場するが、実は校長先生が子どもの頃に描いたものだった。児童向け作品なので資料的価値はあるが、大人向けとしては物足りない。
〇 鬼子母神の選択肢
 有馬次郎と折原けいが登場する、大悲閣千光寺を舞台にした作品で、「裏京都シリーズ」の原型とされる短編。N社の「爆弾」を盗み出して自殺した河北の事件を描く。真相は、「爆弾」と呼ばれていた情報が、ソノシート状のフロッピーとして電動茶筒の中に隠されていたというもの。シリーズ誕生前の雰囲気を味わえる。
〇 ランチタイムの小悪魔
 『女性自身』掲載作品。占いを気にし過ぎる男性と、その恋人を描いた恋愛ミステリ。女性は新聞の占いを読ませないように奔走するという、たわいない日常の出来事を膨らませた作品。軽い読み物という印象。
〇 幇間二人羽織
 久生十蘭『顎十郎捕物帳』シリーズのパスティーシュ。アリバイものの構成で、本当は双子が別々のトリックを使ったように見せかけ、その裏で本命の犯罪を実行していたという真相。趣向は悪くないが、この作風はあまり好みに合わず、北森鴻作品としても及第点以下という印象だった。

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2015年12月05日

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寄せ集めなんですが、それぞれ違う趣向で楽しめました。「踊る警官」「ランチタイムの小悪魔」が好きです。

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2012年10月20日

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デビュー作を含む 短編集
北森作品好きだから 読んだけど・・ 正直読むのに時間かかった、なw

北森ファン以外は 読まなくていいかと・・(^^;

短編集なんだけど 統一感がないので
ごちゃ混ぜになってるから 読みにくいのかも・・

巻中に 作者のフリートークというか過去話みたいなの載ってて
そっちのほうが読み応えある!ウン (^^)

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2012年04月27日

Posted by ブクログ

仮面の遺書・踊る警官・無残絵の男・ちあき電脳探てい社・鬼子母神の選択肢・ランチタイムの小悪魔・幇間二人羽織

デビュー作を含む短編7編&エッセイ。
「小学三年生」に掲載されていたジュブナイルものまであって驚き。
無残絵の男や幇間二人羽織などの、時代物が好みでした。

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2011年01月21日

Posted by ブクログ

なんか、適当な印象を受けた。

狐闇の北森さんとは思えないくらい、ストーリーが凝ってない。
意外性が乏しい。

若い頃の作品だからか?
間に挟んである小話は何?

ライター気分で書いてた頃の作品なんだろうな、と思った。

身を削って作品をつくるようでは、小説家としてやっていけないんだなーとせつに思った。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

氏のデビュー作を含む初期短編7編とそれに通ず、エッセイ7編が納められた作品集。

氏のパンドラの箱とも言えるのか?

タイトルはパンドラ'sボックス。

箱の底に残りし希望(新作)を楽しみに読み進めた一冊。

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2009年10月04日

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