【感想・ネタバレ】UFO大通りのレビュー

あらすじ

ドラマ原作「傘を折る女」収録! 名探偵・御手洗潔の「遠隔推理」と追いつめられた女の行動の対比が見事な傑作中編! 異様な姿で死んでいる男が鎌倉の自宅で発見された。白いシーツを体にぐるぐる巻き、ヘルメットとゴム手袋という重装備。この男の近所に住む老女は、戦争をしている宇宙人たちを見たという。これはUFOがからんだ殺人なのか? 表題作「UFO大通り」もあわせた迫力の中編集。

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久々の御手洗シリーズ。2編ともにアナフィラキシーショックをトリックに使った斬新な切り口がとてもおもしろかった。

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2015年03月31日

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宇宙人だったりの超常現象が出てくるミステリを違和感なく落とし込むのは難しく見える。Aが理由で宇宙人だと勘違いしてました!ってのはなんか興醒めだし
本作はそこを上手いことやりくりしてて、なかな面白かった
強いて言えば、最後の突入シーンであの脳筋刑事さんを活躍させて欲しかったかなあ
ただ馬鹿で前時代的なだけで、憎めないキャラにして欲しかった

後半はストーリーがあちこちに飛んでいって、書きながらプロットを考えたのかなあと感じた

血って洗えば完璧に落ちるもの?
傘でぶん殴ってきた女がハムスターのアナフィラキシーショックで死ぬ話はもう少しなんかやりようなかったのかな、、、
描写が重々しくて、読んでいて疲れた
最期の法律知識を使って言い逃れようとするシーンがお気に入り

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2024年05月19日

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やっぱり島田荘司は読みやすいーっ!!
(毎回言ってる気がする)
やっぱり現代の科学捜査ならすぐ解決されちゃいそうだけど(笑)。
どっちもアナフィラキシー落ちってあえて揃えたんだろうか?
割と御手洗くんは動き回って解決する印象だったけど、傘を折る女では安楽椅子探偵に徹していて珍しいなぁ。

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2022年09月18日

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短編でこのクオリティ!
どちらもアナフィラキシーショックを題材にしたミステリ。おばあちゃんが見間違えた宇宙戦争が、まさか蜂の駆除だったとは笑
しかも、ミステリとしてもかなりよく出来ている。
2作目の傘を折る女も非常によくできたサスペンス。部屋に2体の死体が出てきた時はびっくりした。また、女が傘を折っていたという目撃者の証言から、ここまで話が膨らむなんてすごい。
最近は御手洗さんが日本を去った後の話ばかり読んでたから、石岡くんとテレビ見たり散歩してる2人がとても懐かしかった。

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2021年02月14日

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面白かった。
鮎川哲也先生への献辞があるのは、鎌倉が舞台だからかな。
御手洗と石岡くんの大立ち回りって珍しい。私が今まで読んだものだと「舞踏病」くらいのような気がする。
小学生のガールフレンドがいるのかとからかったり、女の子とお茶をしたり、お互いの浪費癖についてお婆ちゃんに言いつけあったり、2人が楽しそうで良かった。やたら抜け道に詳しい御手洗もすごいな。自分では知らなかったらそんなに覚えられないと思うんだけど…。
江ノ電と北朝鮮の下りも面白かった。なんというか、作家の先生って本当にいろんなことに精通しているんだなぁと…。

鎌倉を走り回る「UFO大通り」とは対照的な安楽椅子探偵もの「傘を折る女」、これすごいと思った。倒叙ものだけどただの倒叙じゃ済まさないのがさすが島田御大。御手洗の推理すごい。ラジオなんか直接自分が聴いたのですらないんだから…。石岡くんがすっかり感服しちゃうわけだよね。

登場する刑事の性格が二作品でまた全然違うのも面白い。猪神刑事が免許持ってなくて「は?」ってなる御手洗には笑っちゃった。最後、微妙な友情が芽生えかけてるような、そうでもないような。

色々対照的でありながら、肝となるトリックに一部共通するところもあって、面白い短編(中編?)集だった。トリックそれ自体は、今はまあ珍しくもないかなあ…ってなっちゃって、リアルタイムで読むよろこびがないのが寂しいところ。
でもハムスターのアレルギーは知らなかったけど。御手洗はアレルギーの事アレジーっていうの、これ英語だとアレジーって発音するのかしら。

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2020年07月31日

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なんともオカルト臭ただよう珍事件がシリーズ初期っぽくて好き。あともう痴呆症で何言ってるかわからないおばあちゃんが真実を見ていたんだぜっていうのがなんか好き。

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2014年11月25日

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御手洗&石岡君コンビ5本目。中篇2作。
【UFO大通り】…自宅の前をUFOが良く通る。早朝近所の山で宇宙人が戦争し得ていた、と話すおばあちゃんの話と、白いシーツにくるまってヘルメット手袋マフラーという完全装備のまま密室で死んでいた男の謎。
【傘を折る女】…不思議な話というラジオの投稿番組で聴いた深夜にわざわざ雨の中走ってくる車に、自分が持っている赤い傘を轢かせて折る女がいた、という話の謎。バスジャック事件との絡み。

比較的最近の話なので文体が若干読みやすくなっていてありがたい。
2つの中篇のネタが同じって言うのが少し残念。UFOのネタバレもあっさりしすぎていて残念。

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2014年08月25日

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久しぶりに御手洗さんが出てくるのを読んだので面白かったです。
2つの事件が載っているのですが、どっちもアナフィラキシー・ショックが出てきたので、あまり現実感はありませんでした。
島田荘司作品は謎が途方もなくて、しっかり解決もしてくれるので面白いです。

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2012年03月23日

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御手洗シリーズ。「UFO大通り」と「傘を折る女」の中編2作収録。
どちらも強引なところが多々ありますが、これはこれで楽しかったです。

【UFO大通り】密室で異様な姿のまま見つかった男の死体、近所の老女からは戦争する宇宙人を見たというまさかの目撃情報。乱暴な刑事も登場して、かなり派手な事件となっています。
異様な事ばかりで何が何だか、いきなり思わぬ犯人登場で驚きましたが、真相はなかなかおもしろかったです。
いろいろと無理矢理な部分もありますが、派手で軽快で、謎解きというよりはエンターテイメント寄りだったので楽しく読めました。


【傘を折る女】ラジオで聞いたちょっとした謎から、御手洗が安楽椅子探偵よろしく犯罪事件を暴きます。
御手洗の謎解きと犯人の描写が交互に描かれているのですが、御手洗の推理と矛盾する展開が犯人側にあったり、逆に犯人の行動と矛盾する結果が御手洗側から出てきたりと、先の読めない上手い展開でおもしろかったです。
こちらの作品もやはりいろいろと無理がありますが、「UFO大通り」を経てからの今作の真相には思わずニヤリとしました。


ネタバレ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・













アナフィラキシーショックは知っていましたが、蜂だけだと思っていたのでハムスターというのは意外でした。
有名な蜂を真相としたUFO大通りで油断させておいて、まさか次も同じくアナフィラキシーショックを使うとはしてやられた感があり、とても楽しかったです。

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2015年08月21日

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縁あって久しぶりにしまだそーじ作品を読んだんですが、正直きつかった(汗)
社会に対する怒りとかも分かるんだけど、そこを踏まえて一段上まで行って欲しかったつーか。いや、今でもこういうタイプの人がいっぱいいることは分かってるんだけど、思考レベルにおいてはすでに考慮された前提だと思うのよねん・・・。
とりあえず傘を折る女は、バス会社の運転手、女のことばらしたらアカンやろ、とそこを一番に思うっす。怒りを感じてたなら、それこそ被害者家族にばらすよりも週刊誌に売れよ・・・。
そして事件を隠蔽しようとしてそこまでがんばって画策するのも納得いかんつーか・・・。まあ、テンパってたから冷静な判断できなかったのヨ、と言われたらそこまでなんだけど、何をどう隠蔽しようが被害者に恨みを持つ人物、て線で捜査の対象になるやろがwww
そんなこんなで、占星術の頃から力技トリックやなwwwてのはおなじみなんだけど、それならそれでトリックに重点置いといてくれたら流せるんだけど、社会への怒りもすごくぶつけてくるからバランス悪いなーという印象。そっちを書きたいんだったら犯人の心情とかももうちょっと納得できるものにして欲しかった。

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2014年09月20日

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ネタバレ

2010/10/16 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。
2021/9/26〜9/28

御手洗シリーズの中編2作、「UFO大通り」と「傘を折る女」。それぞれ、家の前をUFOや宇宙人が通った、という老女、雨の中、車にワザと傘を踏ませて折り曲げていた謎の女 という、目撃談をもとに、御手洗が事件を嗅ぎつけ、解決する、という展開。2話とも、良くも悪くも、御手洗シリーズだなぁ、という印象。

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2021年09月29日

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