【感想・ネタバレ】いないボクは蛍町にいる(2)のレビュー

あらすじ

死んだはずの親友・卓哉が生きている不思議な街、「蛍町」。そこで小学生の健はさまざまな出会いを通して少しずつ成長していく。しかし、自分だけの秘密だった「穴」の存在が次第に知られるようになる。そして、夏休みが終わりに近づくころ、「穴」は次第に小さくなって……。健と卓哉の友情の行方は? ひと夏に起こった小さな奇跡の切ない結末とは? 小さな胸に去来する、切なさと瑞々しさを描いたリアルファンタジーの傑作、完結。

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Posted by ブクログ

穴の向こう側には、この蛍町と少しだけ違う別の蛍町が存在する。亡くなった親友が生きていて、親友を事故から守った近所のおじさんは死んでいる。幸と不幸が穴の向こうとこちら側で交錯する。境遇の差が人格まで変えてしまう不可思議さに、少年は人間とは如何程のものかを学ぶのだ。
少年のひと夏の不思議な体験。爽やかな読後感です。

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2016年10月15日

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