【感想・ネタバレ】ドイツ貴族の明治宮廷記のレビュー

あらすじ

明治中期、宮中近代化のために招聘され、新宮殿での憲法発布式典を見届けて帰国したお雇い外国人、モールの日本滞在記。威厳ある若き天皇への謁見、知性と品位を備えた皇后への賞讃、「宮中衣裳問題」での伊藤博文との衝突など、欧化を急ぐ立憲国家成立期の宮廷社会を知る必読文献。さらに関西、箱根、日光、磐梯山への旅など、各地の風物も豊かに描く。(講談社学術文庫)

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Posted by ブクログ

モールの日本観光記、のような印象。
彼といっしょに明治の日本を歩いているような感覚になる一冊。本書の内容は引用に尽きます。
モール的には、日本がその伝統文化と引き換えに欧米化に走る様子にガッカリだったよう。まったく異なる文化を模倣し始めて、まだ馴染んでいない時期って、どこかしら違和感あるんでしょうね

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2012年06月28日

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