【感想・ネタバレ】呂氏春秋のレビュー

あらすじ

戦国末期、若き始皇帝の宰相として秦の百官を統率し、全国から3千の賓客を招集した呂不韋(りょふい)。彼が諸国に対抗し、秦の国力と文化の向上をめざし秀れた上客と編集した『呂氏春秋(りょししゅんじゅう)』は、「天下万物古今の事」を備えたいわば百科全書だった。長寿の秘訣、人物の見分け方から殷の湯王、周の武王の故事によった王者への道など、古代中国の英知の結晶を読み解く。(講談社学術文庫)

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Posted by ブクログ

歳時記をより深く研究しようとすると、ルーツとして中国の書籍に当たる必要が出てくる。その中でも有用なものの一つが、呂氏春秋になる。漢文そのものが読めない者にとって、手軽な入門書がこの本になる。

1
2013年01月01日

Posted by ブクログ

言わずと知れた、戦国時代の書物です。
戦国末期の思想は、本当に色鮮やか!
訳も原文も読み下し文もあって、しかも文庫なんて素敵!!
それにしても面白いなぁ。
「長く生きるためには、自然に、無理なくやり過ぎないように」みたいな??
こんな風に穏やかに生きられたらねぇ、いいんですけどねぇ。
難しいお話から説話まで書いてあります。

1
2010年06月12日

Posted by ブクログ

『呂氏春秋』十二紀からの抜粋。一三三の話しを集めている。主として、春は医学、夏は学問・音楽、秋は刑罰・軍事、冬は葬礼や死節を扱う。解説にもあるように、「時令」の思想を軸にした編集である。また、解説には『呂氏春秋』の成立について論じられており、基礎知識が得られる。

1
2009年10月07日

Posted by ブクログ

卒論のテーマとして扱った本。ダイジェスト版として携行には便利ですが専門書としては少々物足りない。趣味として読むなら問題ありませんが。

0
2009年10月04日

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