【感想・ネタバレ】妖怪学の祖 井上圓了のレビュー

あらすじ

狐憑きなどの怪現象が頻発した明治時代。哲学者の井上圓了は、それらに合理的な道筋をつけることが哲学普及につながると奔走。哲学館を開学して「妖怪学」の講義を行い、膨大な怪異談を収集した。初の評伝!
※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。

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Posted by ブクログ

井上圓了って名前よく聞くけどあんまりちゃんと知らないな、と思って手にとってみた本。
妖怪学って妖怪の迷信を打ち払うために始まったんだとか、でもその中に「真怪」がある可能性は否定していないとか、某ラノベの設定って結構事実に即してるとこあるんだねーとか思いつつ流し読んだ。

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2015年07月04日

Posted by ブクログ

タイトルが妖怪学の祖となっているが、哲学者・宗教学者・妖怪学者として突き進んだ偉人のお話。
妖怪学者といっても、妖怪として信じられている迷信を打破することに邁進した学者で柳田国男とは対極の存在。

とにかく幕末〜明治時代の人の話はどれを読んでも凄い。
活力と不屈の精神に圧倒される。

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2013年06月21日

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