あらすじ
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自動車、カップめん、マヨネーズ、電子ピアノ、薬(錠剤)…、数多の世界に誇れる製品を作り、日本経済を支えている日本の工場。本書では、まず「工場とは何か」といった基礎知識からスタートし、工場のしくみを仕事・お金・情報の流れに分けて、そのなかで行われている業務や使われるシステムを解説し、さらにその業務などをどのように改善しているのか、という順に紹介していく。工場見学にでも行かないかぎり、一般にはうかがい知ることのできない製造現場の現状が、文章量を抑え、イラストや写真などビジュアルで理解できる紙面構成により実現した「紙上のバーチャル工場見学」で明らかに。知識ゼロの方でも、工場とはどんなものかが一通りつかめ、日本のモノづくりへの情熱と魅力を改めて感じること間違いなしだ。
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Posted by ブクログ
会計士やコンサルタントにお薦めです。
見込生産の仕事の流れや個別受注生産の仕事の流れ、新製品開発の仕事の流れなどが、図を使いながら解説してあります。
会計監査やコンサルティングで工場に行く人には、役立つ内容です。
Posted by ブクログ
情報マネジメントというサイトの書籍紹介コーナーをいつも参考にしていて
この本もそこで紹介されて知りました。で、買いました。読みました。
普通に面白いです。いま流行りの工場見学というか、
日本の製造業の製造拠点配置の歴史と概要が
分かりやすく記述されてるので、おすすめです。
自動車会社のマザー工場の配置とか震災後の拠点移動を見て、
なるほどそうきたか~と思えるくらいの知識にはなります。
Posted by ブクログ
製造業の現場でどういうことが行われているのか概括的に知りたくて手に取った1冊。具体的なエピソードを交えて、通りいっぺんのことを知ることができるので良かったです。工業簿記の勉強をしている人にもおすすめ。
Posted by ブクログ
一般的な工場の仕組みと、内部の仕事の流れがわかる本。
生産管理や購買などの部門、部門ごとの協力などがどのようにされているのか、図が多く直感的に理解できた。
日本は製造業が多いので、このようなことが実際に行われていることはどこかで知っていることが大切だと思う。
Posted by ブクログ
「工場はどのようなしくみで動いているのか」について、1テーマ見開き2ページで図解を交えて解説した一冊。
工場の「ものの流れ」「仕事の流れ」「お金の流れ」そして、工場を支える情報システム、日本の工場の改善手法といったカテゴリに分けて、概要を分かりやすく説明しています。
ひとつの項目を深く理解するには足りないかもしれませんが、工場という大きな仕組みの構成について、幅広く理解できる構成になっています。
おそらく、製造業への就職を目指す大学生や、若手社会人を想定して書かれたと思います。
しかし、長年工場に勤務していたとしても、全体像を理解するというのはなかなか難しいこと。
この本を読んで、自分がよく知っている部分とあまり知らない部分について、整理することが出来るのではないかと思います。
僕は、原価管理と情報システムについて、知識が不足していたなあと認識しました。
まだまだ工場の全体像を理解していないことが分かったので、不足部分は他の図書を読んで、知識を補強したいと思います。
Posted by ブクログ
中小企業診断士試験苦手の生産管理克服の一環で読んだ。
生産管理というよりも、工場って何?どんな生産方法があるのというトーンである。昨年の2次試験前に読んだ、同著者の「生産管理のすべてがわかる本」を平易にした感じではあるが、私のよーなレベルにはちょうど良かったかと思います。
でも、試験対策には、
3章「見込生産の仕事の流れ」や4章「個別受注生産のしごとのながれ」はそのまんまであるし、「8章 効率化するいろいろな方法」は、解答のネタに使えるだろうなと思いました。