【感想・ネタバレ】やわら侍・竜巻誠十郎 五月雨の凶刃(小学館文庫)のレビュー

あらすじ

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時は享保年間。八代将軍徳川吉宗は大衆の窮状に直接耳を傾ける画期的な政策を実施した。世にいう目安箱である。目安箱を管轄する御用取次の加納久通は、お取り上げにならなかった訴え"難立願"のなかにも看過できない事案が含まれていることに以前から気づいており、頭を悩ませていた。久通は、一度闇に葬られた訴状を秘密裡に調査する「目安箱改め方」の設置を決意。白羽の矢を立てられたのが、竜巻誠十郎という青年である。誠十郎は剣を持たず、想身流柔術を駆使する天涯孤独の侍だった。新・江戸川乱歩賞作家による書き下ろし長編時代小説シリーズ第一弾。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

シリーズ第一弾
何か後々展開が期待できそうな話
柔術という設定も主人公の人柄も何か期待できそう
目安箱の内容に関する操作
尾張との挌闘、背景が段々と明らかになるのか

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2011年10月15日

Posted by ブクログ

目安箱で取り上げられなかった訴状の中から、看過できない事案を秘密裏に調査するやわら侍のシリーズ第一弾。
今回は大店の番頭不審死の謎を解く。江戸川乱歩賞作家だけあって、店に出る幽霊の正体などミステリ的ところもあるが、王道の時代小説という感じ。主人公が闇討ちされた謎は残っているので、今後徐々に明らかになると思われる。

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2025年07月17日

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