【感想・ネタバレ】鋼鉄都市のレビュー

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いいものを薦めれば薦めるほど過去にこだわって意固地になってしまう。であれば撤退し、少数の賛成派を励ますことによって内から盛り上げ、自分たちで作り上げたと思わせるように仕向ける。政治の大切さ。

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2023年11月22日

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おもろ〜い

最初何が何だかわからんくて読めるかな?と思ったけど、ダニールが出てきてからもうどんどん面白くなって読んでた
ロボットと人間…異人種、異種、年齢差やらのバディモノ大好きだから助かった

よく思うけど、海外ってロボットとかアンドロイドにあたりめちゃ強い人間の表現多いよな〜
染み付いたキリスト教の教えからか人に近いロボットの制作…禁忌!てきな発想あるんかな
日本て、ロボット作品多いし、割と身近にペッパーくんやらアイボやら色々おるから人類の友人♪感あってあんまし強く当たる人おらんのでは…?と思っちゃういつも

あんまりミステリーは読んでこなかったから、定番なのかも知らんけど主人公の気付きのモノローグ書かずに物語が進んでいくのが新鮮だった。
最後に怒涛の解決話よ サートン博士がただかわいそう〜
全ての解決がタイムリミット有で明かされるのが緊迫感あった

腕組んででてったの仲良くて良かった ギャルじゃん

早速続編読みたい気持ち



追記
ラストのダニールのセリフ腑に落ちて無かったんだけど、行け!二度と罪を犯すなはベイリが語ってくれた清書の引用だったのね 気付かされた

すごい良いエンドや…

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2022年06月17日

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主人公と妻の名前で何ページも使ってたからそちらに気を取られてて脳波分析で本部長に殺人はできないってセリフにだまされた
さらっとやるよなーすごいや

宇宙人と言ってるけど昔地球から外へ出ていった人たちで、地球にすんでるのは置いてかれた人たちということだよねきっと 姿が同じだし世話を焼こうとしてるし

カースト制度や閉じた村みたいな状態なのがおもしろい 酵母肉とか

最後までダニールは無表情なのかなと思ったらラストでちょっとわかりあえててよかった

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2021年04月12日

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近未来の地球で展開される事件と捜査。相棒は人間そっくりのロボット。SFとミステリーの理想的な融合と言える。
R・ダニールの造形がよくできていて、楽しめる。続編も読みたい。

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2016年09月19日

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宇宙へ向い他の惑星で暮らすようになった人々を地球ではいつしか宇宙人と呼ぶようになった。宇宙人の技術は地球に比べ格段に進歩し、ロボットを生み出した。一方地球では人口が爆発的に増加した結果、食料は配給制となり子供をつくるにも認可制となっていた。一千万人を超える人々が効率を求めてシティと呼ぶ巨大な建造物の中で生活し空を見ることも雨を見ることもなく暮らしていた。地球では他の惑星への移住を希望した。しかし、地球人が宇宙人には耐性のない病原菌を持っていることを理由にそれを断られた。さらに宇宙人の要望により地球にロボットが配備され、人間の仕事を奪い、結果、ロボットは多くの人間から目の敵にされる存在となった。

宇宙人は地球上の宇宙市(スペース・タウン)に滞在していた。そこで宇宙人の一人が殺害された。人間のイライジャ・ベイリと宇宙人によって作られた人間そっくりのロボットR・ダニール・オリヴァーが捜査にあたることとなった。

イライジャ・ベイリは最初、被害者のサートン博士が実は生きていてR・ダニール・オリヴァーになりすましていると推理した。サートン博士によって作られたR・ダニールはサートン博士そっくりに作られていた。また、次にR・ダニールは宇宙人によってロボット工学三原則に従わずに作られたロボットだと推理した。よって、R・ダニールは人を殺すことができ、サートン博士を殺したのはR・ダニールであるとした。しかし、いずれもベイリの間違いであり真相は別にあった。

そのころベイリの務める警察署でロボットのR・サミイが破壊されるという事件が起きた。状況証拠からベイリがR・サミイ破壊の容疑者とされた。ベリイの妻のジェシイが反社会的な懐古主義団体に属していることを知られたためR・サミイを破壊したのだと思われた。しかし、実際にはサートン博士殺害の真相に迫ったベイリを捜査から追い出すために仕組まれたものだった。

事件の真相はベイリの友人であり上司でもある警視総監のジュリアス・エンダービイが犯人だった。懐古主義団体に所属していたエンダービイはロボットを憎みロボットのいない社会をつくろうとした。そのため、人間に見間違うロボットであるR・ダニール・オリヴァーを破壊しようと計画した。警視総監として宇宙市に赴いたエンダービイは予定時間より早くに到着しR・サミイに隠させていた熱線銃でR・ダニール・オリヴァーを破壊した。しかしそれはロボットではなくサートン博士本人だった。緊張のあまりメガネを落として割ってしまったため見分けることができなかった。

ベイリはエンダービイを裁くより、懐古主義団体への影響力を利用して懐古主義者を宇宙移民の方向へ導かせることにした。ロボットの利用により余剰となった人間を新たな惑星へ移民させるために働かせ、地球全体の危機を救おうと考えた。

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2015年05月27日

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アイザック・アシモフのロボット三原則をテーマにした作品群のうちのひとつ。先日われはロボットを再読したばかりでかなり期待していたが、本書は1970年代に翻訳出版されたものであり、訳文が読みにくく、思っていたほど良さを感じることができなかった。

ロボット嫌いの刑事ベイリーと宇宙人の配下のロボットであるダニールがバディを組んで事件に当たるストーリー。ベイリーのダニールに対する感情が次第に変化していく点が見どころとの触れ込みだったが、個人的にベイリーの思想や感情がなかなか掴めなかった。人間だけあってコロコロと感情や物の考え方が変化するが、何を受けてそうなったのかが読み取りにくい。全編通して聖書の引用が散見されるが、キリスト教に馴染みがないため引用の意図や言わんとするところを察せなかったのは残念。また要所要所の訳文が古いこともあり、全体的に野暮ったい印象を受けた。
われはロボットでは舞台の成り立ちよりも個々の人間の感性やロボットとの関係というミクロな視点の連作だったため古さを感じることはなかったし、それに加えて新訳であることも大きかったのだろうと今になって思う。本作は世界観を見せている箇所が多いため、流石に時代を感じてしまう。また単なる殺人の背景仕組まれた大きな話……をしているため、大味に感じた。
とはいえ時代を考えると、この当時に書かれたSF作品としては驚異的な先見である。

終盤、ダニールが本日には立つと告げたときベイリーが今日が終わるまであと1時間半ある!ととんちのようなことを言い出し無事ダニールの助力を取り付けるシーンが好き。アシモフもこのシーンを思いついたときは楽しかったのではないかと思う。

続編は新訳が出ているため、そちらを読みたい。

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2022年03月28日

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 ロボットと人間の共存、という昔からあるテーマ(というか、このテーマを掲げたのがアシモフなんだと思いますが)を軸に、若干推理小説風にアレンジ。
 昨今、人口知能の進展によりなくなる職業というのがピックアックされていますが、まさにその世界を先取りしているのはさすがだと思います。

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2016年09月26日

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