【感想・ネタバレ】11日間のレビュー

あらすじ


同時多発テロをきっかけに兵士になることを決めたサラの一人息子、ジェイソン。優秀な特殊部隊員となった彼は、最後と決めた任務のさなか、行方不明になってしまう。
息子の安否の情報をひたすら待つ母のサラ。彼女が年の離れた謎めいた男デイビッドと恋におち、若くして生んだのがジェイソンだった。物静かで強い青年に育った彼はいま、どこにいるのだろうか。アメリカが生み出した戦争文学の新しい傑作。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

もし911がなかったら、ジェイソンが軍に入ることはなかったのだろうか。アメリカ人は単に好戦的なのではない、戦う意味も時代によって変わっていることがよく示されていた。軍務経験がない女性による訓練の描写、見事な取材力だ。果たして日本政府はジェイソンほどの哲学を以って、国民を戦場に送る覚悟があるのだろうか。兵士の仕事を認めることと、兵士を英雄視することは月だと思った。

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2015年06月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

帯の評価に釣られて購入。

任務中に行方不明になった息子を回顧する母の視点で話は進みます。
血湧き肉踊る戦闘シーンは無いので、ミリタリー系の方は読んでも不完全燃焼感が高まるだけかと思います。

文章全体としては読みやすく、色々な伏線が設定されていたりするので、個人的にはこの作家さん好きです。

読み終わった後に、息子の可能性・親子愛など色々考えさせられました。

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2014年10月09日

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