感情タグBEST3
Posted by ブクログ
日本のサッカーと世界のサッカーを戦術的視点から解説。サッカーは社会的活動を伴う奥深いゲームだと再認識。また日本の指導者の指導不足による戦術メモリー不足という指摘も新鮮。よくある語りで「教え過ぎ」議論があるけど、そうじゃないと腹に落ちる。何度も読み返したい。学ばなければ進歩はないから。ありがとう。
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「戦術とは問題を解決する行為である」
基本的なルールもまだわかっていない私には難しい部分が多かったけど、とにかくサッカーの奥深さ、複雑さに目からウロコ!こういう説明は活字だとわかりにくいのが現実かもしれないけど、良い構成で体系立てている本だと思う。
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・サッカーには4つの局面(攻撃、攻撃から守備、守備、守備から攻撃)が存在する
・攻撃から守備の際は?失ったボールに対するプレッシング、守備形態を整えるため後退
・守備から攻撃はカウンターアタックを狙う
・選手が物事を習得するプロセス(?説明?デモンストレーション?実行?修正?自動化)
・トレーニング前の準備(目的の設定、難易度の設定、メニューの決定、時間配分)
・トレーニング中(使用できるスペースの確認、時間の管理、リズムのコントロール、グループ作り、コーチング・修正)
・トレーニング後(各選手のプレーの評価、トレーニング意図が選手に伝わっているか確認)
Posted by ブクログ
副題:戦術とは問題を解決する行為である
いかにも翻訳気味の言葉が並ぶ副題だが、本書の中身も相手を外す動き(デスマルケ)等、スペイン語?と思われる言葉が並ぶ。教科書というように、今まで感覚でやってきたことをより論理的・網羅的にまとめるのであれば、このような本の試みも1つの提案としては良いと思う。
しかしながら本人も巻末に書いてある通りに、処女作であること、内容を限られた紙面に詰め込みすぎたと書いてある通り、網羅するような教科書の事典的ではないことと紙面だけで感覚的にわからせようとする面もあり、少し中途半端かなと思った。
これであれば、思い切って入門編として戦術的に考えるとこんなことも考えることができて日本の課題ですと1冊で提示して、少し厚めの本を教科書とした方がわかりやすかったかなとは思います。
とにかく1つの方向性をご自分の指導経験等から見せたという意味では、価値がある1冊だと思います。
Posted by ブクログ
試合を見る際にも参考になるスペインで指導している著者による戦術解説書。感覚では理解している守備や攻撃時、そして両者の移行時の戦術について紹介している。内容的には理解しやすく、試合観戦でも少し異なる視点で見ることになりそうだが、数時間で読めてしまい少し内容が薄かったのが残念。
Posted by ブクログ
スペイン最高、グァルディオラ神!みたいなスタンスが良いのかわからないけど、戦術メモリーとか初めて知った概念もあった。
挿し絵への言及がどこを指しているのか分かりにくい。そもそも、選手がこう動いて、みたいな説明は静止画だと限界があるけど。
Posted by ブクログ
サッカーをもっと理解して観戦したい。
ウイイレで相手を崩して勝ちたい。
そのためにはサッカーの戦術って何だろうと思って読んだ本。
戦術って難しく考えていたけれど、タイトルにもある通り「問題を解決する行為」だと考えると、すんなり理解できた。
スペインで勉強された方なのでバルサの例が多いしスペイン語のサッカー用語なのでわかりにくい点もあった。
でも要は「ドリブルで切り崩すってとっても大変だから、その前の段階のオフザボールの動きがとっても大事!」ということだと思った。
最後の指導者の立場の指導法の中で、「選手と指導者の相互関係による学び」とあって、それはサッカーだけでなく仕事の上司部下・部活の先輩後輩・親子にも当てはまる部分だと感じた。
サッカー見るのが面白くなりそう!