あらすじ
家庭に不和がある、料理をあまり作ったことがない──そんな人は、だまされたと思ってキッチンに立ってみてください。一品でも、おにぎりからでもかまいません。きっと、あなた自身が、家庭が、変わります。それが、手料理の持つ不思議なちからなんです。人気料理研究家が初めて書き下ろした、元気になるミラクル・エッセイ。
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Posted by ブクログ
料理研究家の浜内千波先生のエッセイです。
徳島に産まれ、豪快なお父様とお料理上手なお母様に育てられた事。中学生時代に誤解からいじめにあっていた事。証券会社に就職するも料理への情熱冷めやらず岡松喜与子先生の元で女中のような修行時代を過ごしていた事。体重が90キロあった事。意外にど根性で体育会系な先生の半生に引き込まれました。
山瀬まみさんの『暮らし系の本』を読んだ時と同じ違和感を感じました。浜内先生もまみちゃんの本も大好きなのだけれども、やはり子供が居ない方の暮らしは参考にはならなく、解るけれどもそれは無理というのが正直な思い。それでもお二方とも私は凄く好きで、特に浜内先生はもう60歳近い方なのだとわかってその若さにそれはそれは驚き、とても嬉しくなるのでした。