あらすじ
五百人ものストーキング加害者と向き合い、カウンセリングなどを行ってきた著者が、彼らの思考パターンと危険度、実践的対応を多くの事例とともに解き明かす。今や「ストーカー」をめぐるトラブルは年間二万件。なぜ彼らは常識を踏み外すのか、警察は後手に回るのか、その時どう対処すればいいのか――老若男女を問わず、誰もが当事者となりうる時代の必読書。
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Posted by ブクログ
ストーカーの加害者に積極的に接触し、対話した内容が書かれており、とても貴重な文献だと思う。また、ストーカーは病気だと定義されており、心理学や精神医療の面からの話が少し難しかった(用語をもっと知っていれば…)。著者が「ストーカーの被害者でもあり加害者でもある」人物だと言うように、冷静さを保てないとどっちにもなり得るのはなんとなく納得。具体的な事案の記述は大事なところ以外読み飛ばした。ストーカーの精神面の解説が興味深く、どんどん読んでしまった。人それぞれ自尊心を傷つけられるポイントが様々だし、被害者にも非がある例も見られた。「被害者は自分の人生を歩めなくなる」というのがストーカーの一番の問題であると私は感じた。(自分の人生を歩んでいないという意味では加害者もそうだが)
Posted by ブクログ
なかなかタメになる内容でしたね! まあ、内容の詳細はあんまし覚えていないんですが…(!) なんかストーカーに対しては暗示?をかけて治すようなことをやっていましたねぇ…あれも治療の一環なんでしょうか? 薬物療法ではないので本当に治っているのかどうか、女性の皆さんは不安に思うんでしょうけれども…多分、大丈夫だと思います! ←え?? 社畜死ね!!
ヽ(・ω・)/ズコー
ストーカーの症例がたくさん紹介されていましたけれども、ストーカーする方々、とにもかくにもコンプレックスが強くてアレですね、馬鹿にされることに過度に敏感というか…こんな人物、近くにいたら怖いな~…などと他人事ながら思いました(!)。
ヽ(・ω・)/ズコー
なんか童貞をコンプレックスに思い、殺人未遂にまでなる人とか居ましたけれども、いやぁ、凄いですね…童貞というのは…人に殺人までをも犯させてしまう…何かなんでしょうね!
というわけで、専門的なことが書かれてあるところは割と飛ばし読みしたんですけれども(!)、ストーカーによる、様々な刑事事件の項はなかなか読み応えのある内容でしたね…おしまい。
ヽ(・ω・)/ズコー