【感想・ネタバレ】春楡の木陰でのレビュー

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Posted by ブクログ 2014年10月04日

【本の内容】
世界的免疫学者である著者が、初の留学で住んだ1960年代のデンバー。

下宿先の老夫婦との交流、ダウンタウンのバーに通って知った豊かなだけではない米国の現実。

戦争花嫁だったチエコとの出会いと30年に及ぶ親交。

懐かしくもほろ苦い若き日々―。

回想の魔術が、青春の黄金の時を思い出...続きを読むさせる。

そして脳梗塞となって、その重い病との闘いのなかから生まれる珠玉の言葉。

自伝的エッセイ。

[ 目次 ]
1 春楡の木陰で(春楡の木陰で;ダウンタウンに時は流れて;チエコ・飛花落葉)
2 比翼連理(比翼連理;羽化登仙の記;百舌啼けば;わが青春の小林秀雄;花に遅速あり ほか)

[ POP ]


[ おすすめ度 ]

☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

[ 関連図書 ]


[ 参考となる書評 ]

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Posted by ブクログ 2014年09月10日

世界的免疫学者で詩人の半生を振り返ったもの。まだ夢の国だったアメリカへ初めて留学した時の 下宿先の老夫婦との生活にはじまり、その後の渡米で知り合った人々との交流が 懐かしくも切なく、とても大切な宝物だと言うことが伝わってきました。老いてから この様に人生の宝物を文にして形で残せたらいいなぁ、人生って...続きを読むいいなぁって思わせてくれました。

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