【感想・ネタバレ】美しき詐欺師のレビュー

あらすじ

わたしを詐欺師だというのね。彼が再び現れたのは復讐のため?■マイナは、重役秘書として働く会社のパーティで、大物の資金提供者だという男性を紹介されてはっとした。チェザーレ……。彼がどうしてこんなところに?四年前マイナは、一大財閥を率いるチェザーレの秘書に採用された。そしてある大口の取り引きの成功を祝う席で、シャンパンとともに自分自身を差し出し、翌朝、理由も告げられずに突然解雇されたのだ。紹介状も書いてもらえず、それからの日々は地獄のようだった。「君が僕を利用したように利用してやる」今マイナは、そう告げる彼の顔をぼんやりと見つめた。ずっと秘密にしてきたことが頭の中をかけめぐった。

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Ikm

ネタバレ 購入済み

設定に違和感

ヒロインはインサイダーの嫌疑を掛けられて解雇され、4年後、ヒーローが見つけた広報を見てその会社に現れ、ヒロインをイジメまくる。いつものリンの傲慢ヒーローです。

ですが、自社のインサイダーの容疑って設定に無理がある。
インサイダーはヒーローから直接お金を取るわけでもなく、インサイダーがばれて警察沙汰になってヒーローの会社が傾いたなら話は分かりますが、その場合はヒロインはとっくに嫌疑が晴れているか、捕まっているかです。
詐欺でヒーローの会社の情報売っていたって嫌疑もおかしい。自社株でしょ?証券会社でウソの情報つかまされて、買った株がタダ同然とか、大きな取引がダメになったとかならわかるけど、どうしてインサイダー???
リン・グレアムはきっとその辺詳しくないのだろうと思いました。なので、ヒーローが言う証拠がある!とかヒロインが『きっと信じてくれない』とか途中で思っているのがすごくイライラして読んでいました。

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2014年12月02日

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