あらすじ
誰だって、殺したい人間の一人くらいいるだろう。都会の薄闇にいざなわれ、さまざまな男と女が織りなしてゆく数々の嘘、夢、罪。そして心の迷宮に見え隠れする、ひそやかな殺意――。突然姿を消した男の行方を探る表題作ほか、つぎつぎと宿泊客が死んでしまうホテルの一室を描いた「自殺ホテル」など、男と女の間にひっそりと横たわる心の“逢魔が時”を描いた、ミステリー小説集。
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Posted by ブクログ
再読のつもりで読み始めたのだけど、どうも母が買った本のようです。初見でした。
短篇集で読んでいる間はそうでもないのだけど、読み終えて「ふう」と一息いれたところでゾクッとなる、そんなお話でした。
ひっそりとブラックなミステリーというのがぴったりかもしれません。