あらすじ
この本は“タッチ・オブ・グローリー”というタイトルで連載した文章が中心となっている。訳し方が難しい。あの男が、栄光をつかもうとしている。今まさに、勝利に手をかけようとしている。とでも訳せばいいのだろうか。だが、どんな人間にとっても栄光は一瞬のものでしかない。栄光をつかんだと思った瞬間には、それはもはや過去のものとなってしまうからだ。それゆえ、心ある人たちはもがき続けることになる。この本ではそうした輝き続けようとする男達の物語を書いてみた。山際淳司
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Posted by ブクログ
1980年代前半に活躍したスポーツ選手にスポットがあてられた短編が収録された1冊
往年の名選手だけでなく、その近くにいる選手たちにもスポットが当たっているので
その時の雰囲気、臨場感を別の角度から想像することができる。
選手は何を思い、何のために職業としてのスポーツに打ち込むのか・・
栄光はつかんだ瞬間、過去のものとなる。その一瞬のために男たちは前に進む