【感想・ネタバレ】ベースボールの詩学のレビュー

あらすじ

百年以上も前に、ピラミッドをバックネット代りに試合をしたアルバート・スポルディングの世界一周興行。塁間九十フィートを決めたアレグザンダー・カートライト。その距離が、盗塁や併殺のクロスプレイをうみだしてきた……。ベースボールの起源をたどり、詩との同一性を見出す鮮烈な名篇。「ただ一個の白いボールが、この本全体なのである」。(講談社学術文庫)

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Posted by ブクログ

往来堂書店「2011 summer D坂文庫」から。
野球と詩に同一性を見出したという詩人が書いた一冊。19世紀末の野球世界遠征の歴史を紐解いたり、今はなきボールパークの跡地を訪ね歩いたり、野球愛に満ちた展開は読んでいるこちらも胸が躍る。最後にはボールが"魂"にまで昇華して、ワタシも昇天した。

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2018年11月18日

Posted by ブクログ

<poka>
平出さんの文章だいすきです。
「ケイシー打席に立つ」は、笑い、泣かされます。

<だいこんまる>
ケイシーと長嶋の三振シーンはすごいね。目線がいいね。

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2011年09月03日

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